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だれが中国をつくったか 負け惜しみの歴史観 PHP新書
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だれが中国をつくったか 負け惜しみの歴史観 PHP新書

岡田英弘(著者)

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だれが中国をつくったか 負け惜しみの歴史観 PHP新書

定価 ¥770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所/
発売年月日 2005/09/30
JAN 9784569646190

だれが中国をつくったか

¥440

商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

二十四史。中国史を学…

二十四史。中国史を学ぶための必須文書。ところが、これが信用ならない、ということを教えてくれます。場合によれば、二十四史に基づいた歴史研究を、すべて見直さなければなりません。いわれてみれば、二十四史が信用できない、というのはもっともです。

文庫OFF

2018/02/03

岡田英弘先生は昨年亡くなられた でも、こうして書籍で多くの事を 後の世代にも残すことができる! 理解できないメンタリティと嘆く 我々に「目から鱗」の情報を貰う

Posted by ブクログ

2011/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 歴代中国王朝の歴史観について、司馬遷(『史記』)、班固(『漢書』)、陳寿(『三国志』)、司馬光(『資治通鑑』)、宋濂(『元史』)、祁韻士(『欽定外蕃蒙古回部王公表伝』)の人生といった歴史家の人生と叙述法から解説した本。  私の知識と関心の偏り具合から、宋濂と祁韻士及び彼らの編纂した歴史書についてはよく知らなかった。元には、他の歴代王朝と同様の中央集権的なピラミッド型の行政システムがあるように言われていたが、モンゴルの世襲貴族の集合体という遊牧民的な色合いが濃厚だった。  一方、祁韻士は乾隆年間に科挙に登第した漢人官僚で、満洲語に通じていた故に乾隆帝の勅命を受けて『四庫全書』などの編纂を任されるなど重用された人物。『欽定外蕃蒙古回部王公表伝』は『史記』以来の「水草を逐って遷徙し、城郭、常處、耕田の業なし」という伝統的な遊牧民感から外れたもので、モンゴル人からも「モンゴル人がモンゴルの地で書いた」と思われていたものだとされていた。  中国史はよく「漢人の王朝と周辺少数民族の王朝の興亡の繰り返しで進歩がない」とよく言われますが、変わらなかったのは王朝そのものではなく、「正史」の叙述法であるのだということがよくわかる一冊。  ただ、新書という形式であるためか、史料の裏付けという点では不十分であると思った。班固が王莽を讃えるために『漢書』を書いたと言われてもねえ。

Posted by ブクログ

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