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人はなぜ恋に落ちるのか? 恋と愛情と性欲の脳科学
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人はなぜ恋に落ちるのか? 恋と愛情と性欲の脳科学

ヘレンフィッシャー(著者), 大野晶子(訳者)

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人はなぜ恋に落ちるのか? 恋と愛情と性欲の脳科学

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ソニーマガジンズ/
発売年月日 2005/09/20
JAN 9784789726542

人はなぜ恋に落ちるのか?

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商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2023/05/10

本書を読んだ目的はセックスレス解消という課題へのヒントを得るため。 しかし本書から得られたのは、どちらかというと絶望に近い、悲観的な回答だった。 著者ヘレンの研究の結論によれば、人のカップルは一人目の子供が生まれたときから恋心は薄れはじめ、4年程度で恋心を失う。 そして生物とし...

本書を読んだ目的はセックスレス解消という課題へのヒントを得るため。 しかし本書から得られたのは、どちらかというと絶望に近い、悲観的な回答だった。 著者ヘレンの研究の結論によれば、人のカップルは一人目の子供が生まれたときから恋心は薄れはじめ、4年程度で恋心を失う。 そして生物としてより種の多様性を高め、自らの遺伝子を多く残すために、人はまた別のパートナーとの間に恋に落ちる。 失恋は人生で最も強い絶望であり、苦しい。しかし時間がそれをやわらげ、新たな恋が癒してくれる。 なんということだ。 結婚は人生の墓場というのはこのことだ。 婚姻という契約をしてしまった以上、仮に女性が、薄れていくパートナーへの恋心を消えゆくままにし、子育てや仕事や個人的な活動に全精力をつぎ込むあまりセックスレスを生じさせているとすれば、男性側は、(可能ならば多くのパートナーとの)多くの子を残すという、生物としての本能を制限されることを残りの生涯耐え続けなければならない。 (場合によっては男女が逆ということもあり得るだろう。) 新たな恋が芽生えれば、結末は離婚、または不倫からの離婚であり、パートナーのどちらが先に不貞を犯すかというチキンレースになる。 特定のパートナーとの子を育て上げることに特化し、毎月性欲がリセットされる女性には圧倒的に有利なルールであり、 自慰のような暫定処置でしかリセットさせららず、かつ常にパートナーや、仕事先である家庭外で他の女性と触れる機会の多いが故に性欲が視覚的に喚起されてしまう男性には不利なルールである。 (これも男性にのみ有利とは一概には言えない。40代から性欲がピークを迎える中年女性であっても、セックスレス自体は苦しいものであるはずだから。また女性の方が家庭外で多くの男性と接するケースもあるだろう。) そう考えると、売春が人類最古から続く職業であり現代でも残っていることや、セックスレスが離婚を認める原因とされていること、そして愛人や妾や第二婦人といった妻以外との関係性を認めてきた歴史というものの存在意義が理解できる。 これは単に男性優位であったというだけでなく、国家などの、人が属する共同体を維持管理する上で活用してきた婚姻制度による、潜在的な男性への人権侵害を和らげる処置であったと考えられよう。 よって、女性の権利が高まり、不倫や性風俗や性的な作品への規制が強まることは、より男性の人権を侵害し、苦しめることにつながり、さらにそれが男性が恋愛や結婚や出産を敬遠する一助となっていく。 夫婦間での営みが継続的にきちんとなされていれば丸く収まるわけだが、日本国内では現実的にセックスレス夫婦の割合は高くなっている。 要因は多岐にわたるため一概に言えない。しかし婚姻している以上は、男女ともに、パートナーとのセックスを定期的に行うということに対しては強く意識しておく必要がある。 良好な関係性を続けていくための努力というのは、意識的にパートナーとセックスをする、ということを含むのだ。 さもなくば、良好な夫婦関係は萎んでいき、子供が生まれてから残りの人生は下り坂となろう。

Posted by ブクログ

2013/07/07

人が恋にに落ちることを 進化心理学の観点から 説明しています。 恋に落ちている人の脳を スキャンしてみたり、 進化の考え方からとらえたり、 おもしろい内容でした。

Posted by ブクログ

2013/03/11

恋愛を科学する。 面白かった。恋愛なんてしょせん脳が生み出したものなんだな、と。そんなものに心を揺さぶられるのは悔しい、けど楽しい。脳は空よりも広し。まだまだわかんないことがたくさんあるんだろうな。解明されたら、人類はすべての悩み苦しみから解放されるのかな? マイケルドレイト...

恋愛を科学する。 面白かった。恋愛なんてしょせん脳が生み出したものなんだな、と。そんなものに心を揺さぶられるのは悔しい、けど楽しい。脳は空よりも広し。まだまだわかんないことがたくさんあるんだろうな。解明されたら、人類はすべての悩み苦しみから解放されるのかな? マイケルドレイトンの引用された詩が面白い。恋から解放されたくて、さっぱり諦めようとするのに、最後にちょっと未練がましい。

Posted by ブクログ

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