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科学経営のための実践的MOT 技術主導型企業からイノベーション主導型企業へ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BP出版センター |
発売年月日 | 2005/01/31 |
JAN | 9784822244293 |
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科学経営のための実践的MOT
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関連論文を集めたもの。 イノベーションをおこす、技術の種を上市に導くことが任務のため、読んでいく。2005年の著作であり、今では当たり前になっていることも多そう。 技術経営の概論 技術経営(技術を見える化し、育て、外から取込、戦略、ロードマップに落とし込む)を進めるための仕組み、組織 破壊的イノベーション誘発の仕組み、組織 ◆開発について 開発の遅れは損失大きい。 開発費50%オーバー=販売額10%の損失=製品コスト10%オーバー=6ヶ月の開発期間延長 開発期間遅れの影響が半端なく大きい。 開発という予測できない要因が含まれることを、最短距離でできるようにすることが大切。 開発期間を短くするためには、関係部門が仲良くやる(障壁をなくす)ことが大切。 そのためには、 ・手続き上のつながり →研究開発プログラムのすべてを共同で計画し、情報共有 ・構造上のつながり →部署/組織/座席を近くするなど ・人のつながり →異動。公式/非公式の接触。リエゾン。 ◆破壊的イノベーションを起こす要因に関する不確実性 ・技術→何が破壊的イノベーションを引き起こすか? ・市場→消費者がどの程度新技術を伴う製品を受け入れるか? ・組織→新規技術に伴う業務は、慣れ親しんだものと異なり、抵抗が生じる ・タイミング→いつ?(PCが広まる→デジカメが広まる) 破壊的イノベーションの進め方手順 ・不確実性を定量的/定性的に分析 →デルフォイ法などの技術予測 ・不確実性を評価 →戦略に基づく、リスクへの対応方法(乗る、避けるなど)決定 ・不確実性のマネジメント →どのように実行するかを決める ◆技術予測の方法 ・外挿法→これまでの進歩の実績をグラフにして、今後を予測。 ・関連樹木法→技術進歩の要因と影響の大きさを重見づけしたものをマトリックスにして、もっとも注力するべきテーマを決める ・デルフォイ法→個人へのアンケートと結果のFBを繰り返す 技術予測手法は、定量的を謳っているものの、関係する人の”感覚”によって定量化されている。 また、天才による変化や、違う市場・技術分野の影響を反映するのが難しい。 今の時代ではいろんな異なる技術分野の影響を受けてますます予測が難しそうだが、立ち位置を知るためには一度通る道。 ◆破壊的/漸進的イノベーションの初期取扱 共通点 ・とにかく継続してネタを出させる 違い ・漸進的 延長線だから戦略にマッチしており、顧客とのやりとりがインセンティブになるので、各部門に任せる ・破壊的 戦略上との兼ね合いによる判断が必要で、周りに潰されやすいので、経営層の関与が必須 企業環境と企業コンピタンスの動向に関する膨大な知識基盤は、参加型にしないといけない。なぜなら、企業のイノベーションの必要性は、共有された将来ビジョンから派生するから。
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