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かたみ歌
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2005/08/20 |
JAN | 9784104779017 |
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かたみ歌
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商品レビュー
3.8
44件のお客様レビュー
あるレトロな街を舞台に様々な人たちが織りなす群像人情劇 ほろっとするものもあれば、ドロっとするものもある でも、そこにいる人たちは総じて優しい 古き良きっていう言葉は好きじゃないけど、この時代には確かにこの時代なりの愛や優しさがあったのだなぁと感じた
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東京の下町アカシア商店街。年月を超えて緩やかに繋がる7つの短編集。現実と幻想がなんとも絶妙なバランスで、とても現実的なのに幽霊の存在を自然と受け入れてしまうような不思議な世界観。 様々な“愛”が描かれるが、いくつもの感情が混じりあうことで作品に渋さや深みを出している。 『紫陽花...
東京の下町アカシア商店街。年月を超えて緩やかに繋がる7つの短編集。現実と幻想がなんとも絶妙なバランスで、とても現実的なのに幽霊の存在を自然と受け入れてしまうような不思議な世界観。 様々な“愛”が描かれるが、いくつもの感情が混じりあうことで作品に渋さや深みを出している。 『紫陽花のころ』 新天地で男女の幸せな生活が始まった矢先に起きたラーメン屋での事件。殺された人が現れた理由。男は隠そうとし女は怯えていた本当の理由。ほろ苦い後味。 『夏の落とし文』 謎の貼り紙の正体とは。優しい兄の想い。ゾクッとし、優しく悲しくやり切れない。この感情はなんというのだろう。 『栞の恋』 手紙っていいよね。文章にしたらたった数分の会話なんだけど、相手を想って待っている時の楽しさとか、ちょこっと駆け引きみたいなとこもあったりしてドキドキ感も味わえた。手紙の相手がわかった時、胸熱だった。 『おんなごころ』 恋は盲目、ダメな男に惚れてしまった女の行く末。救ってあげて、せめて子どもだけは…!と願わずにはいられない。最後の台詞には共感。 『ひかり猫』 マンガ家という夢を諦めず頑張る男と猫の魂。古書店の店主とのやり取りがまたよい。勇気をもらった。 『朱鷺色の兆』 死を身近に感じる瞬間の恐怖。現実になさそうでありそうなところが妙にリアルで怖かった。あと、石頭先輩が渡そうとした本は政治的思想の本ではないんじゃないかな。実はいい人なんじゃないか説。 『枯葉の天使』 ここまでの短編すべてに出てきた古書店の店主の話。ちょこちょこ出てきていた伏線がやっと繋がる。天使がいてよかった。 shukawabestさんに教えていただいた小説。初めての朱川さん作品、じっくり堪能しました♪短編ごとに色がちがって、でもどこかでちゃんと繋がっている。真面目で誠実さが伺える著者の文章表現。読後感も様々で、一言では表せない複雑な感情だからこそ人間らしさを感じられる。上手く言えませんがそんな魅力を感じました。一番好きなのは『栞の恋』かな♪ 出会えてよかった!感謝です!
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元上司に勧められて読んだ本。 物語に引き込まれて、続きが気になってどんどん読み進められた。 霊的な不思議な事象がよく起こる。 推理漫画などの最後の種明かしで全てに合点が行く感覚が好きなので、こちらは少しもやっが残って1章を読み返したりした。 読書初心者としては、こういうお話もある...
元上司に勧められて読んだ本。 物語に引き込まれて、続きが気になってどんどん読み進められた。 霊的な不思議な事象がよく起こる。 推理漫画などの最後の種明かしで全てに合点が行く感覚が好きなので、こちらは少しもやっが残って1章を読み返したりした。 読書初心者としては、こういうお話もあるんだなぁという感想。世界観とか、登場人物の人間味とか好き。
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