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ブライディさんのシャベル
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | BL出版/ |
| 発売年月日 | 2005/08/20 |
| JAN | 9784776401360 |
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ブライディさんのシャベル
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☆楽しい学校図書館のすぐに役立つ小話☆彡【はなと私の読書日記・その6】 『ブライディさんのシャベル』 ヨーロッパからアメリカに移住して、仕事を見つけ、結婚し、という開拓時代の一人の女性のアメリカ女一代記です。 最初の一文「それは、1856年のことでした」から最後のページまで、ブライディさんが共に過ごした一本のシャベルが狂言回しとして描かれます。 新天地に旅立つとき、ブライディさんは「チャイムの鳴る時計でも陶器の人形でもなく」1本のシャベルを選んで持って行くのですが、それは当時の社会常識に反する、例えば女性らしくない選択だったのかもしれませんが、同時に彼女の賢明さや強さの象徴でもあります。 メアリー・アゼアリアンのあたたかみある版画のおかげで、ブライディさんはいつも微笑みながら、淡々と生活を切り開くように見えます。土を掘って花を植え、その苗を庭のある家の奥さんたちに売り、家畜や農場のために穴を掘り、キッチンに流れ込んだ泥を取り除き、赤ちゃんが生まれるときにお医者さんの馬車をぬかるみから救い、とこのシャベルは大活躍します。 暮らしを楽しみ、困難をシャベルとともに切り抜け、さらに年老いて夫が亡くなった時のシャベルの絵には、胸に迫るものがありました。 読後、はなは何も言わず、私からさっと本を取り上げて、全部のページのどこにシャベルが載っているか調べていました。 一番怖かったのはシャベルが壊れた時とのこと……。 はい、ここは雷が遠くに見え、のページをめくると火事になって家畜が恐怖の表情を浮かべて逃げるシーン。 燃える納屋から逃げるのは人と家畜だけ。 何もかもが焼けて灰になってしまったところにブライディさんは呆然と立っています。 映像と違って自然災害が一瞬の身近な出来事と感じられ、親の私にも怖かったページでした。 でもブライディさんは、焼け跡から柄が焼けてしまったシャベルを探し出し、自分でシャベルの柄を作り直します。 「自分で作れるのがすごい」。 最初、なんでシャベルを選ぶの?と思ったけれど、そうやって長く使えるから、シャベルが良かったのかなと思った……。 と、感想として言葉になるのはそのくらいですが、この本は気になるようで、時々思い出したように図書館で借り直しています。 2026/02/26 更新 こちらの本は以前「今日の一冊」でもご紹介しました。 「今日の一冊」のご紹介ーーーーーーー 今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊 その20 まさかこれを一年生に読む日が来るとは夢にも思わなかった一冊です。 出版されたときも、うーん、誰に出せばいいんだろう、と悩み、大人の読み聞かせでしか使ったことがありませんでした(大人の会では例外なくウケます)。 “それは1856年のこと、ブライディさんはチャイムの鳴る時計でも陶器の人形でもなく、一本のシャベルを選んだのです” で始まるこのお話は、シャベル一本持ってメイフラワー号でアメリカに渡り、マイナス40度の土地を開拓し、子どもたちを育て、必死に生き抜いた女の一代記です。 アメリカの子どもたちにとっては建国史ですから説明なしでもわかるでしょう。 でも、日本の小学生が、女の一代記を? 素晴らしくうまい短編です。人形でも時計でもなく、シャベルを選んだ、というこの一行だけで、ブライディさんの人となりがわかってしまうのですから。 真面目で正直で浮わついたとこのない娘さんなのだな、ということが……。 ところが、ある年、ふっと、これ、一年生にいけるんじゃないかな、と思い、試してもらいました。 その学校では二年生はダメだったそうです。 ところが一年生はまっすぐ聞き、うなづき、感動してくれた……。 そうして真剣な顔をして、これ、本当にあった話?ときいてきたそうです。 このブライディさんが本当にいたかどうかはわかりませんが、ブライディさんのような女性はたくさんいたはずです。 大人でもこの話の凄みがわからない人は大勢います。 そうして使われている版画の絵が日本人好みではないので、棚に突っ込んでおいたらまず出ません。 でもこれからの新一年生たちはこの話がわかり、そうして感動してくれる世代です。 ということは、彼らは真面目に、真っ正直に生き、人生に立ち向かっていくことは尊いことだ、という価値観を持っているのだ、ということでしょう。 強いものが正しくて、金を持ってるやつが偉いのよ、という価値観ではなく……。 2022/06/24 更新
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1856年、ヨーロッパからアメリカに渡ったブライディさん。1本のシャベルとともに新しい生活が始まりました。 花壇をつくるときも、雪かきをするときも、ヒツジやヤギの囲いをつくるときも、大雨でキッチンに流れ込んだ泥をとりのぞくときも、シャベルは活やくしました。ひとつの物を大切に使い...
1856年、ヨーロッパからアメリカに渡ったブライディさん。1本のシャベルとともに新しい生活が始まりました。 花壇をつくるときも、雪かきをするときも、ヒツジやヤギの囲いをつくるときも、大雨でキッチンに流れ込んだ泥をとりのぞくときも、シャベルは活やくしました。ひとつの物を大切に使いつづける愛情のつまった絵本です。
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