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世紀の売却 第二のロシア革命の内幕
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世紀の売却 第二のロシア革命の内幕

クライスティアフリーランド(著者), 角田安正(訳者), 松代助(訳者), 吉弘健二(訳者)

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世紀の売却 第二のロシア革命の内幕

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新評論
発売年月日 2005/05/15
JAN 9784794806598

世紀の売却

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2020/05/14

シリーズ 「あのころブクログが欲しかった。ステイホーム対応、記憶頼みで昔の本をクイックレビュー」 2008年ごろ読了。 ソ連崩壊、ロシア建国の前後のどさくさにおける、国営企業民営化⇒怪しげな政商への払い下げ、の壮絶なまでの実態をレポート。 確かにソ連の国営企業はどうしようも...

シリーズ 「あのころブクログが欲しかった。ステイホーム対応、記憶頼みで昔の本をクイックレビュー」 2008年ごろ読了。 ソ連崩壊、ロシア建国の前後のどさくさにおける、国営企業民営化⇒怪しげな政商への払い下げ、の壮絶なまでの実態をレポート。 確かにソ連の国営企業はどうしようもなく非効率だったろう。それを改革しよう、民営化だ、というIMFの意向もわかる。 が、そもそも市場がない世界に市場経済を根付かせるために市場を押し付ける、という順番は正しかったのか。 国営企業の不透明な入札、マフィアの暗躍。結果としてソ連の国民が(非効率ながら)維持運営してきた共有財産がむざんなまでの低価格で売り飛ばされていく。 誤解ないようにもう一回。民営化は正しい。その進め方が問題。 思えば明治維新の日本でも官営工場、国有地の怪しげな民間払い下げはあった。そうやって財閥は盤石の地位を築き上げた(三菱とか・・・)。 でも、その瞬間の損得の不当さはどうあれ、それら民間企業は日本の繁栄の礎となった。 では、この「まちがったプロセスでの民営化」の結果、ロシアは羽ばたいたのか? 原油価格が暴落するとたちまち破綻に瀕する今のロシアをみれば、答えはあきらかだ・・・

Posted by ブクログ

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