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ルバイヤート集成
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 国書刊行会/ |
発売年月日 | 2005/01/23 |
JAN | 9784336046598 |
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ルバイヤート集成
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商品レビュー
4.7
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イスラム世界のルクレティウス:オマル・カイヤーム 第6歌 ダヴィデ黙せど、うぐひすは 薔薇くれないに染めんとて 神代の言葉高らかに 「酒、酒、酒」とうたひ告ぐ 第11歌 一瓢の飲、一箪の 食(し)と一巻の詩書ありて 樹陰にうたふ君居なば、 荒野もげにや楽土なれ。 第83歌 ありとあらゆる大小の姿・形の 陶物は、壁際と床に居並び、 饒舌のもの、また耳すます気配示せど 一言も語らざるものもありけり。 第84歌 そが中の一つの言うにー世の常の このわが土の選ばれて、今の姿に 形どられ、やがてこぼたれ、また蹂まれ、 形なき粘土に帰るは空ならじ。
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11世紀ペルシアの詩人オマール・ハイヤームのルバイヤート。ルバイヤートとはアラビア語で4行詩の意味。「7世紀にアラブ人に征服されてから、ペルシア人はイスラム教を奉じ、アラビア語を第一言語としてきた。しかし、およそ10世紀〜15世紀の間にかけて、ペルシア語の文芸復興というべき時代が...
11世紀ペルシアの詩人オマール・ハイヤームのルバイヤート。ルバイヤートとはアラビア語で4行詩の意味。「7世紀にアラブ人に征服されてから、ペルシア人はイスラム教を奉じ、アラビア語を第一言語としてきた。しかし、およそ10世紀〜15世紀の間にかけて、ペルシア語の文芸復興というべき時代が訪れ、優れた詩人が綺羅星のごとく出現した。6万句の英雄叙事詩『王書(シャー・ナーメ)』のフィルドゥーシー、ゲーテに『西東詩集』の霊感を与えた抒情詩人ハーフィズ、『薔薇園』『果樹園』のサーディー、神秘主義詩やルーミーやアッタール、ロマンス叙事詩の大家ニザーミーなど、ペルシアはまさに西の大国と称するに足るものであった。オマール・ハイヤームはそのような時代に生まれ合わせた。」・・・ルバイヤートを最初に訳したのは19世紀イギリスの詩人エドワード・フィッツジェラルド。日本語訳は10数種、世界では30言語以上に翻訳されている。この国書刊行会の本は、(カバーは地味だけど)表紙と装丁がとても美しく、ずっと手元に置いておきたくなる。4行詩はまるで短歌か漢詩のようで、短い句の中に人生の機微や物語を感じる。画家が絵をつけたくなるような作品じゃないかなと思う。
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イラン/ペルシアに興味を持つきっかけとなったのが、「ルバイヤート」との出会いでした。 これはタイトルにある通り、複数の訳を「集成」したもの。 詩の翻訳というものが原理的にきわめて困難であることはよく知られていますが、一つの詩に対して複数の訳(しかも訳者個人の)を並べてみるというの...
イラン/ペルシアに興味を持つきっかけとなったのが、「ルバイヤート」との出会いでした。 これはタイトルにある通り、複数の訳を「集成」したもの。 詩の翻訳というものが原理的にきわめて困難であることはよく知られていますが、一つの詩に対して複数の訳(しかも訳者個人の)を並べてみるというのは画期的な発想ですよね。本文そのもののニュアンスは当然、日本語に移された時点で失われるわけですが、それを補って余りある「翻訳詩」としての良さを感じることができます。 ちなみに、いつかペルシア語そのもので「ルバイヤート」を読めるようになりたい、というのがひそかな野望。
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