雁渡し 藍染袴お匙帖 双葉文庫

藤原緋沙子(著者)

• 販売会社／発売会社: 双葉社/
• 発売年月日: 2005/08/20
• JAN: 9784575662153

商品レビュー

2010/05/28

当時、女医と言うのは…

[文庫ＯＦＦ]

当時、女医と言うのは大変珍しい存在だったのだと思う。でも、千鶴先生は医者としてりっぱだし、根性も据わっている。多少の事では動じない。すっかり菊池求馬は、千鶴先生の用心棒となっているし、浦島亀之助は、千鶴先生のおかげで手柄を立てている。当の千鶴先生は、ちっとも気にしていないようだけど。

2024/01/27

藍染袴お匙帖 シリーズ2

桂千鶴は、
父東湖亡き後、その跡を継ぎ、藍染川沿いの屋敷で開業している、町医者である。
外科も本道も習得して、更には
長崎に留学して、シーボルトに教えを乞い江戸に戻ってからは、小伝馬町の牢屋の女囚たちの診療も請け負っている。

短編のせいか、内容が薄い。
そのかわり、サクサク読める。

2018/06/10

内容（「BOOK」データベースより）

押し込み強盗を働いて捕らえられた男が牢内で死んだ。牢医師も務める町医者千鶴の見立ては、烏頭による毒殺というものであった。南町奉行所同心の浦島亀之助は、千鶴の治療院に出入りしている御家人の菊池求馬の助けを得て探索をはじめる。医学館で教授方だった父東湖の遺志を継いで、女医となった千鶴の活躍を描く書き下ろし時代小説、好評シリーズ第二弾。

平成30年6月8日～10日