- 中古
- 書籍
- 文庫
最新版 法人資本主義の構造 最新版 岩波現代文庫 学術138
定価 ¥1,320
605円 定価より715円(54%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2005/01/18 |
JAN | 9784006001384 |
- 書籍
- 文庫
最新版 法人資本主義の構造
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
最新版 法人資本主義の構造
¥605
在庫なし
商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
日本企業の株式持合構造が形成された明治時代からの歴史的経緯を、詳しく解説する。財閥グループの株主持合は戦後の財閥解体が原因だと思っていたが、戦前から存在しており、戦後も、安定株主工作や高株価経営の流行などいくつかの要因があった。 日本の株式会社は進んだヨーロッパのシステムを相当遅...
日本企業の株式持合構造が形成された明治時代からの歴史的経緯を、詳しく解説する。財閥グループの株主持合は戦後の財閥解体が原因だと思っていたが、戦前から存在しており、戦後も、安定株主工作や高株価経営の流行などいくつかの要因があった。 日本の株式会社は進んだヨーロッパのシステムを相当遅れて導入したものだと思っていたが、ヨーロッパでも、株式会社が特許主義から近代的な準則主義に変わったのは19世紀半ばであり、明治の株式会社設立はヨーロッパのそれとはそんなに時期的な差はなかったというのは意外だった。日本というのは、いうほど後進国でもなかったのだ。 しかし、株式会社の原則を無視した株式持合構造は欧米にみられない現象であり、これが日本経済の成長の脚を引っ張っているのだとしたら、むしろ今の会社の方が欧米より立ち遅れてしまっているのではないかという焦燥に駆られてしまう。
Posted by