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テレビと日本人 「テレビ50年」と生活・文化・意識
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テレビと日本人 「テレビ50年」と生活・文化・意識

田中義久(編者), 小川文弥(編者)

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テレビと日本人 「テレビ50年」と生活・文化・意識

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 法政大学出版局
発売年月日 2005/09/30
JAN 9784588675102

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2013/08/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

詳細な意識調査データにより、世界の国々に比べてもテレビが日本人の中で圧倒的に好意的に定着していることを裏付けています。日本においてはまるで家族の一員としてコミュニケーション手段として存在している!!そしてTVの普及により、日本人特に女性がお喋りな国民になったという分析は大変示唆に富んでいます。男女のTVに対する姿勢の違いも詳細に分析しており、女性に多い「ながら視聴」族の背景の説明も納得性があります。コミュニケーション充実のための女性、知識獲得のための男性。確かに我が家においても間違いなくその有意差があるように思われます。NHK朝ドラ、モーニングショー、アフタヌーンショーなどは「ながら」を前提としてスタートした番組だったというのは「目から鱗」の心境でした。そして月曜夜7時半に「新日本紀行」がなぜ放映されたのか?紀行でありながら、日本どこにでもある風景を通して自らの人生を考える番組だったのですね。テレビが時代とともに、街頭⇒近所の家庭⇒自宅の団欒⇒個人部屋での視聴に変わっていくという、日本の社会文化の変革をも象徴しているものだということを改めて痛切に知らされました。

Posted by ブクログ

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