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「芸能と差別」の深層 三国連太郎・沖浦和光対談 ちくま文庫
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「芸能と差別」の深層 三国連太郎・沖浦和光対談 ちくま文庫

三国連太郎(著者), 沖浦和光(著者)

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「芸能と差別」の深層 三国連太郎・沖浦和光対談 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2005/05/12
JAN 9784480420893

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商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2023/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

·芸能とは、もともと大自然の神霊を招き寄せるためのワザオギ。 ·江上波夫教授の「騎馬民族征服王朝説」

Posted by ブクログ

2021/03/19

俳優 三國連太郎 民俗学者 沖浦和光 の芸能民の差別の歴史に関する対談 芸能の差別されてきた歴史や三國連太郎氏の人生観から 人間の虚と実を描いてきた芸能の姿や 芸能の反国家的性質を理解できる良書。 面白かったテーマ *親鸞の差別概念への批判、悪人正機との関係性 *鶴屋南北「 ...

俳優 三國連太郎 民俗学者 沖浦和光 の芸能民の差別の歴史に関する対談 芸能の差別されてきた歴史や三國連太郎氏の人生観から 人間の虚と実を描いてきた芸能の姿や 芸能の反国家的性質を理解できる良書。 面白かったテーマ *親鸞の差別概念への批判、悪人正機との関係性 *鶴屋南北「 四谷怪談 」の色悪〜近世日本文学史上、最もすぐれた作品 *近世文化の発信地 浅草〜遊郭、芝居、賤民地区はワンセットの悪所論 *折口信夫 芸能始源論〜神と人をつなぐシャーマンの系譜 *竹取物語 〜先住民族隼人のヤマト王朝に対する怨念 *永井荷風〜芸術を虐待する官憲日本への批判 日本人の二重構造モデル〜日本列島の住民は 在来系(東南アジア系)と渡来系(東北アジア系)の二重構造である 日本人複合民族説〜先住民アイヌ、国津神系の固有日本人、インドネシア系、苗族、ツングース系騎馬民族、帰化した漢人 騎馬民族征服王朝説〜東北アジアの騎馬民族が朝鮮に南下し、高句麗を建国し、百済を支配し、九州北部から近畿に進出し、ヤマト王朝を建国した ヤブ医者の本当の意味に驚く〜漢字では 野巫医者であり、貧しい民衆の医療にあたったシャーマン系の民間医を意味する

Posted by ブクログ

2021/03/15

「芸能と差別」の深層(三國連太郎、沖浦和光著) 軽い気持ちで借りた本だけど、こんなに面白い本だったとは。 私の仕事と関係の深い「芸能」。知られているように、歴史的には被差別民の世界だった。 差別研究で知られる桃山学院大学元学長、沖浦和光氏の博覧強記の世界が、それにとどまらず、日...

「芸能と差別」の深層(三國連太郎、沖浦和光著) 軽い気持ちで借りた本だけど、こんなに面白い本だったとは。 私の仕事と関係の深い「芸能」。知られているように、歴史的には被差別民の世界だった。 差別研究で知られる桃山学院大学元学長、沖浦和光氏の博覧強記の世界が、それにとどまらず、日本人のルーツに関することまでコンパクトに分かりやすく語ってくれる。 三國連太郎氏も非常によく勉強していて、開設に分かりやすさを添えてくれる。 中学生のころに家出して転々とした三國連太郎氏は、デビュー当時、「阪大工学部卒業、特技は水泳と柔道。特に水泳は学生チャンピオン」と、映画会社が嘘八百の売り出し文句を並べたらしい(^_^) いくつも印象に残る話があるけど、竹取物語に関する考察が実に興味深かった。 かぐや姫に次々とふられる5人の貴族は、全て実在の人物がモデルとか。一番最後、インチキがばれて大恥をかかされるのが藤原不比等らしい。 そして、最後、帝もふられてしまうが、これは天武と持統の孫、文武天皇だというのが一番有力だとのこと。 また、柳田国男は、竹取の翁は「賤民」という想定で描かれていると推定している。 つまり、差別される側が仕返しをするような話にも取れるとのこと。南九州に居た竹を扱う「隼人」が、大和民族に滅ぼされ、以後、差別を受ける中で書き上げたのがこの話ではないか、との推測も。 この前の日曜日、NHK-FM「トーキングウイズ松尾堂」に、今売り出し中の古典エッセイスト、大塚ひかりさんが出ていて、その時も、竹取物語の話をしていた。 当時の女性にとって帝に愛されるのは最高のことなのに、それを拒否するというのは、きっと訴えるところがあったのだろう、というように、さすがにやんわりとした表現だったけど。

Posted by ブクログ