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アンの青春 完訳クラシック赤毛のアン2 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2005/05/15 |
| JAN | 9784062750943 |

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アンの青春
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商品レビュー
4.2
16件のお客様レビュー
少女小説といえば、「…
少女小説といえば、「赤毛のアン」!やはり、誰もが通る道でスモンね。男性にももちろんお勧め。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アンがアボンリーで教師をはじめ、アボンリーで過ごす最後の日々、レドモンド大学へ旅立つ前を描いている。 前巻からアンは成長した部分もありつつ、要所でやらかしてくれるアンに和まされる。 【お気に入り】 ◯ハリソンさんの牛を間違えて、アンが勝手に売却してしまう話は面白かった。 特にハリソンさんに謝罪しに行く部分で『処刑場に引かれていく人の気持ちが、いまわかった。』という表現は、いかにもアンらしく、言葉選びが秀悦であった。 ◯モーガンをグリーンゲイブルズへ招く時の話。グリーンピースを調理しているとき、マリラ、アン、ダイアナ、みんな大さじ1杯の砂糖を入れて、激甘グリーピースを作る部分 ◯こだま荘の話。様々なことが重なり、過去に別れたラベンダーとステファンが出会い、結婚する話。この話を聞くと運命というものは存在するのかなと思ってしまう。 赤毛のアンは、和やかな日常を描いている物語で、一見平和的で物足りなさを感じる。しかし、その一瞬一瞬の積み重ねが、アンの人物像や他の人物を作り上げ、その情報が自身の頭の中にも蓄積される。これは長編の醍醐味ではあるのだが、この点において、読んでいて飽きさせないのかなと思う。 残り、8巻もあるのだが、アンの人生を最後まで追い続けたいと思う。 アンとギルバートの関係はもどかしい限り! 【以下読書メモ】 145 アン 人間って自分を必要としている人を1番好きになるんじゃないかしら 473 ハリソン 何かが変わるということは、楽しいものではないが、大事なことでもあるんだ ➡︎変わることで失うものもあるかもしれないが、その失ったものよりも得られるものが多いのかもしれない。現在地に留まり続けるということは、得ることができたものを放棄し、失い続ける何かに気づくこともできないのかなと思う。自身の確信の部分は変わることなく、変わり続けることが必要かなと思う。
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青春時代を描く小説のほとんどは、彼らを大人へと成長させる印象的なきっかけとなる事件なり冒険なりを描くものだが、本作はそうではない。 アンが前作より遥かに大人っぽくはなっているように描写されるのは間違いないが、それは彼女が働き手となったことで、主に周囲が「大人とみなす」視点が反映さ...
青春時代を描く小説のほとんどは、彼らを大人へと成長させる印象的なきっかけとなる事件なり冒険なりを描くものだが、本作はそうではない。 アンが前作より遥かに大人っぽくはなっているように描写されるのは間違いないが、それは彼女が働き手となったことで、主に周囲が「大人とみなす」視点が反映されているのに過ぎない。 この巻のアンは青年期である。彼女を社会的に大人と扱う一種の外圧がたくさん働く。教師になり、まちづくりに参画し、双子の保護者的なポジションを分け合うことでマリラと対等な立場に引き上げられてしまう。一方で彼女の心は、前作の少女アンと断絶せずにほんの少しずつ変わっていくが、本作時点ではまだ、大人の女性としてのそれになりきらず、正しく青少年の少女なのだ。まだ自分自身の幸せや人生の展望も開けていない。 このゆっくりとした変化こそが本作を地味なものにしている反面(ギルバートと恋しそうにもならない笑)、アンのシリーズが読み継がれて然るべきな、他では読めない価値にもなっているように思う。いい本だなぁ。
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