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自我の哲学史 講談社現代新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社/ |
| 発売年月日 | 2005/06/20 |
| JAN | 9784061497924 |
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自我の哲学史
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自我の哲学史
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
「私とは何か?」という哲学上最も重要かつ永遠の問いを歴史的に考察。第1部は西洋哲学史となっており、中々読み応えがある。第2部は明治以降の日本思想史(文学史?)となっており、心理学や宗教学等々色々と混ぜ込んだ日本文化論となっている。著者は「自我」に関して西洋と東洋を比較しようとする...
「私とは何か?」という哲学上最も重要かつ永遠の問いを歴史的に考察。第1部は西洋哲学史となっており、中々読み応えがある。第2部は明治以降の日本思想史(文学史?)となっており、心理学や宗教学等々色々と混ぜ込んだ日本文化論となっている。著者は「自我」に関して西洋と東洋を比較しようとするのだが、そもそも1部と2部とではアプローチやテイストが違うので比較が上手くいってないような印象を受ける。 著者の結論としては西洋的自我(主体性・同一性・連続性)は東洋的自我(仏教的?共同体的?)とは合わない(というかそもそも日本には自我がない)ので、無理に西洋的自我に合わせる(取り入れる)必要はないというありきたりで平凡なものになってしまっている。個人的には2部以降や東西比較はイラナイので1部で言及する哲学者を増やしてもっと充実した西洋哲学史の内容にして欲しかったかな。
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「自我」あるいは「自己」という概念が、西洋思想史のなかでどのようにかたちづくられてきたのかをたどり、日本における「自我」のとらえかたとのちがいを論じた本です。 自我を思惟実体だと考えるデカルトから、自我を対象認識の超越論的制約としてとらえなおすカントへと展開していった西洋哲学の...
「自我」あるいは「自己」という概念が、西洋思想史のなかでどのようにかたちづくられてきたのかをたどり、日本における「自我」のとらえかたとのちがいを論じた本です。 自我を思惟実体だと考えるデカルトから、自我を対象認識の超越論的制約としてとらえなおすカントへと展開していった西洋哲学の「自我」論においては、「自我」の同一的・連続的・主体的な性格が色濃く示されています。これに対してライプニッツの個体的概念は、内的規定のみならず外的規定をもア・プリオリに含む「完足的な」観念とされており、世界全体との関係のなかで個別化された「自我」のとらえかたが見られると著者はいいます。 さらに著者は、キルケゴールやニーチェなどの「自己」の観念についての理解を概観します。そこには、カントによる経験的自我と道徳的自我との分裂を乗り越えるような発想が見いだされるものの、やはり理想的な自己がめざされているという傾向がつきまとっているという指摘がなされています。 こうした西洋哲学史上の「自我」概念に対比するしかたで、著者は近代日本における「自我」理解をたどっていきます。宮沢賢治の「因果交流電灯」としての自我、西田幾多郎の「場所」としての自己、さらに夏目漱石の文学などを題材に、日本的な自我から出発しつつ倫理的次元へと超越することが可能だろうかという問題が提起されています。
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デカルトからカント、ライプニッツなどを経て、日本に「近代自我」が輸入されて消化される(実際はされていないが)までをざっと振り返る内容。読み応えのある箇所もある。 読み終えて思ったのだけど、自我の「哲学史」はタイトルどおりだとしても、ハイデガーで「存在」そのものを問うあたりで、ち...
デカルトからカント、ライプニッツなどを経て、日本に「近代自我」が輸入されて消化される(実際はされていないが)までをざっと振り返る内容。読み応えのある箇所もある。 読み終えて思ったのだけど、自我の「哲学史」はタイトルどおりだとしても、ハイデガーで「存在」そのものを問うあたりで、ちょっと自分には違和感があった。それよりもエリクソンあたりを引っ張ってきて近代自我という点に限って自我史みたいなのを書き進めてもらったほうがよかった気がする。
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