いちばん大切なこと 禅的発想のススメ

野田大燈(著者)

• 販売会社／発売会社: ビジネス社/
• 発売年月日: 2005/06/25
• JAN: 9784828411989

商品レビュー

2012/06/04

（感想）
結局、いちばん大切なことはなんなんだ？
自分がなぜ生まれてきたのか模索すること？
お坊さんの人間味に思わず笑ってしまったところがいくつか

（引用）
人生はかくかくしかじかでこうなった、なんて理屈じゃない。何がきっかけでどうなるのかわからない
金のために魂を売るのか
自分の信念に従って本気で怒ることで問題が解決することもある
失恋は必要なものであり、失恋して初めて自分がわかります
振るといつまでも残ります。振られて良かった。
人間は、目的の前に、体が生きようとしている
真に大切なことは、志をもって努力したということ
人はみんな望んで生まれてきた。何のために生まれてきたのかを考え探す行為が精進である
誰かに喜んでもらえること、真の大人の喜び
人はみんな死んでゆく。誰もが悲しい思いをする、みんな同じ
自分の経験や得意なことを生かして、誰かの役に立ったり、喜んでもらいたい
生き方の基本は素直になること、浮力、海に浮いてみる
人のためというのは結局自分のため。人のためにといいながら、いろんな人にあったり、勉強したり、新しいことをしたりして、結局自分のためになっている
動物は５の痛みを５のぶんだけ感じるが、人間は１０くらいに感じてしまう
あるがままを受け入れれば、それほどつらくはない
心のゆとりがないと幸せはない
専門用語でなく相手の目線にたって話す
求道心＝やる気＝物事を見る目が変わる　真理を求める
状況に合わせて工夫する楽しみ
自分の人生の目的を探す。そこからその人の本当の個性豊かな生き方になる
お金は目的でなく、手段。お金で何をするのか？が大事
お金は必要な分だけあればいい
人間は集団生活をして初めて大人になれる
温かいお茶にほっとする、幸せはどこにでもある、心のもちよう
この世は、姿婆（しゃば）＝思い通りにならない、いつ何がおこるかわからない、だから大変なことが起こっても、当たり前と受け止めて平常心でいることが大切