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破産する未来 少子高齢化と米国経済
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破産する未来 少子高齢化と米国経済

ローレンス・J.コトリコフ(著者), スコットバーンズ(著者), 中川治子(訳者)

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破産する未来 少子高齢化と米国経済

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞社/
発売年月日 2005/07/22
JAN 9784532351588

破産する未来

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2016/01/24

破産する未来という興味深いタイトルの本書。 なんのきっかけだったか全然覚えてないが、Amazonの欲しいものリストに入り続けておりついに買って読んだ。 概要はこんな感じだ。 2030年、米国ではベビーブーム世代の完全引退で年金・医療費の負担が耐え切れない水準にまで上昇する!―...

破産する未来という興味深いタイトルの本書。 なんのきっかけだったか全然覚えてないが、Amazonの欲しいものリストに入り続けておりついに買って読んだ。 概要はこんな感じだ。 2030年、米国ではベビーブーム世代の完全引退で年金・医療費の負担が耐え切れない水準にまで上昇する!―本書が赤裸々に描き出す米国の戦慄の未来は、少子高齢化がさらに深刻な日本にこそ当てはまる。しかも、この悪夢のシナリオはすでに始まっているのだ!「世代会計」が明らかにした少子高齢化の恐るべき真実。 本書の原著者のコトリコフは世代会計の手法の提唱者らしい。結局のところ、先進国が抱える少子高齢化の先にある政府の財政赤字をいかにして解消するかという問題なのだが、将来世代に対して潜在債務として先送りできている状況というのが問題だし、それを気づいているかいないかはわからないが、放置されている現状だと思う。 本書は2004年頃のアメリカの話ではあるが、読んでいて今の日本の人口動態とフィスカルギャップの話にドンピシャに当てはまるし、興味深く読めた。 年金、医療費の政府支出の割合は年々増えている。 政府の予算申請などを鑑みても明らかだ。 少しづつ、負担のどころを個人の方にシフトしていくソフトランディング手法で移行してきているような気がしている。 だが、他にも支出要素があるし、赤字の多くを国債発行により補填しているので、今後インフレ目標2%を目指す政策にした際に利息による支出が多くなり、複利的に債務が膨らむんじゃないかという不安に駆られている。 あらためて、この問題を深く考えていけるような感じになってきているので、マクロの動学的均衡論なども含めてインプットしたい。本書はその意味でも良い内容だった。 ■目次 第1章 赤ん坊から老人へ 第2章 真実は小説より悪い 第3章 ニューヨークの地図でロサンゼルスを走る 第4章 強壮剤、怪しげな薬、その場しのぎの応急処置 第5章 臨界に向かって 第6章 進路を変える 第7章 ライフ・ジャケットにしがみつけ! 第8章 自分の未来を救おう

Posted by ブクログ

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