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美保関のかなたへ 日本海軍特秘遭難事件 角川ソフィア文庫
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美保関のかなたへ 日本海軍特秘遭難事件 角川ソフィア文庫

五十嵐邁(著者)

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美保関のかなたへ 日本海軍特秘遭難事件 角川ソフィア文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川学芸出版/角川書店
発売年月日 2005/12/25
JAN 9784044058012

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2014/07/01

主人公・進が最終章で述べている。「歴史に真の審判者はいない…略…幾百万の将兵の血を吸って得られた栄光も屈辱も、その評価は常に紙のように薄い」なるほど、その時代の価値観やら力関係で生じた事象を、歴史の断片に過ぎない現在の価値観に照らして評価することは空しいのかもしれない。

Posted by ブクログ

2011/03/20

 美保関事件で、巡洋艦神通と駆逐艦蕨が衝突し、蕨が沈んだ。  この本は、その蕨の艦長であった五十嵐氏の息子が書いたものである。様々な登場人物が、各々の視点で書かれており、苦悩し悔恨し懺悔しているその姿は、人間味溢れるものだった。  全体的に分かりやすく、読みやすいので、その悲惨さ...

 美保関事件で、巡洋艦神通と駆逐艦蕨が衝突し、蕨が沈んだ。  この本は、その蕨の艦長であった五十嵐氏の息子が書いたものである。様々な登場人物が、各々の視点で書かれており、苦悩し悔恨し懺悔しているその姿は、人間味溢れるものだった。  全体的に分かりやすく、読みやすいので、その悲惨さがヒシヒシと伝わってくる。

Posted by ブクログ

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