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秋の大三角
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秋の大三角

吉野万理子(著者)

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秋の大三角

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2005/12/17
JAN 9784103006312

秋の大三角

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商品レビュー

3.1

15件のお客様レビュー

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2023/02/19

とっても面白かった! まだ半分くらいしか読んでないとこから、一気に読みたくなってしまうくらい。 思ってたのと全然違う展開になって、なのに、え?どうなるの?って気になって、 読後感も全然悪くなかった。 こんなことって、あるのかもしれないという気になった。 とても読みやすい。

Posted by ブクログ

2021/12/11

過去と未来が交わる街で 【感想】 クリスマス前のいまくらいの時期に読むのにいいかもしれない。 【一行目】(第一章)  口のわるい人は、この長い階段を「大根坂」と呼ぶ。スーパーなら一本三百円しそうな発育のいいふくらはぎが、せっせと上り下りしているからだ。 【内容】 ・憧れの真...

過去と未来が交わる街で 【感想】 クリスマス前のいまくらいの時期に読むのにいいかもしれない。 【一行目】(第一章)  口のわるい人は、この長い階段を「大根坂」と呼ぶ。スーパーなら一本三百円しそうな発育のいいふくらはぎが、せっせと上り下りしているからだ。 【内容】 ・憧れの真央先輩とキス魔という新手の痴漢の関係は? ・死の国が近い街で死者と生者が交錯する。 ▼簡単なメモ 【永遠】真央先輩「私、嫌いなんだ。何かが終わってしまうことって。永遠に続かないなら、最初から始めなければいい。そう思わない?」p.63 【演劇部】ここ数年、文化祭での演目はマリー・アントワネットがらみ。ナボレオン役は客演で人気のある生徒が演じる。 【キス魔】最近出没する新手の痴漢。別れ際に「じゃあね」と言って恋人っぽくキスをしていく。なぜか真央先輩が関心を示している。 【三巨頭】学園で人気のある三人の生徒。エレガントなお姉さまタイプは英語部の河原林祐子。ヒーロータイプの真央先輩。テニス部の強豪選手、進藤文。 【死者】生きていない人たちがけっこうそこら辺をふらついているかもしれない。 【受洗】洗礼を受けること。友人の受洗に里沙がカリカリするのがよくわからない。これまで通り友人でいられると思うんやけど。個人的な話やけど父の実家はカトリックなので親戚たちは洗礼受けているようやけどなんらかのイベントのとき讃美歌を歌ったりする以外はそうでない人と同じやし。 【ツタの学園】舞台。中高一貫女子校。ミッションスクール。横浜にある。セーラー服。創立百三十年近く。 【名波香司/ななみ・こうじ】真央先輩の恋人(と真央先輩は言っている)。記憶を失っているがなぜかいつも桜木町駅で下りてしまう。キス魔の可能性も? 【非現実】《非現実な疑わしいことは、現実世界に引き込んでしまえばいいんだ。》p.105 【ヘチマ】ヘチマがなければ里沙はすでに死んでいたかもしれない。 【保志川満記子/ほしかわ・まきこ】演劇部顧問。社会科(世界史)教諭。あだ名はホッシー。三十四歳。元劇作家志望。フランクでけっこう話のわかる人。大雑把でもある。里沙はこの先生に対してはタメ口。 【真央/まお】久世真央。先輩で高校二年。バスケットボール部。宝塚系。里沙を痴漢から助けてくれて以来ファンになった。姉の詩央(しお)はすでに卒業しているが里沙が演劇部に入るきっかけになった。客演で演劇部員ではなかったが。作曲家の久世たつひこは真央の祖父で真央も楽器の演奏は得意。 【真央の父】日本有数の大企業、高友物産の常務取締役。 【真央の母】物腰の柔らかい女性。お守りにこっている。 【谷田】演劇部部長。部をきっちりまとめてあるが「きゃー」と言われるような要素は持ち合わせていない。 【由希/ゆき】クラスメイト。妬みとか怒りとかの負の感情と無縁なタイプ。里沙にとって数少ないたいせつな人物。 【里沙/りさ】榊里沙。主人公。中学二年。演劇部。両親の関係はギスギスしているようだ。真央いわく「いつも怖い顔してるよね。何かに怒ってる、みたいな」p.35。ゼムクリップをぐにゃぐにゃして折るのがヒマツブシ。

Posted by ブクログ

2018/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

彼女のひとつの方向性(ちょっとした魔法だったり少し不思議なことが起こる身近なファンタジー路線)の原点なんだろうな。ほどよいひろがりぐあいと着地点がうまいなと感じさせる。でも、僕としてはリアル系でかつ少し重めの作品がどうも好きらしい。

Posted by ブクログ

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