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ひとりぼっちのエルフ ハリネズミの本箱
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ひとりぼっちのエルフ ハリネズミの本箱

シルヴァーナ・デマーリ(著者), 荒瀬ゆみこ(訳者)

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ひとりぼっちのエルフ ハリネズミの本箱

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 2005/12/15
JAN 9784152500373

ひとりぼっちのエルフ

¥220

商品レビュー

5

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2024/05/14

優しくて小さくて寂しいエルフのヨーシュ。ヨーシュを守るサエラとモンセル。そこから始まる優しいお話。 「特別なときのためにとっておいたクルミを、三個取りだした。笑ったお祝いだよって言って。」 当たり前のことに気がつく。春に花が咲き、実りの秋がやってきて蓄えの冬がくる。適度な太陽と...

優しくて小さくて寂しいエルフのヨーシュ。ヨーシュを守るサエラとモンセル。そこから始まる優しいお話。 「特別なときのためにとっておいたクルミを、三個取りだした。笑ったお祝いだよって言って。」 当たり前のことに気がつく。春に花が咲き、実りの秋がやってきて蓄えの冬がくる。適度な太陽と適度な雨に豊かな暮らし。 空腹は寒さや恐れを引き起こすこと。 「なにもかもがこわくてたまらないときには、食べものより、夢をみることの方がずっと必要なんだ。」

Posted by ブクログ

2015/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ラストが好き。 物語ることで人々を導くヨーシュ、ロビーの頭の上で輝く王冠、そして、ドラゴン。 いやーまさかあそこでドラゴンがそんな行動にでるとは思わなかった。 そして新しい国の名前。 ほえーっと思わされることが多々あった。 藤の花、王冠、卵。 後にそーゆーことか、と思わされる。 特に、ドラゴンの卵。まさか、そんな理由であんな泣きまくっていたとは・・・・・。 エルフやドラゴンや人間。 それぞれが、それぞれの立場からそれぞれを見るとこんな感じなのかーっと思えるところがおもしろい。 物語は1人の女と幼いエルフが出会うところから。 そこでひと冒険。 そして時がたつ。 まさか、一度は逃れた魔の手に再び絡め取られるとは思わなかったが、ロビーまで殺されなかったのは 不幸中の幸い、といったところか。 物語はまだまだ続くらしい。 最後のエルフの物語から、 最後のエルフと人間の間の子の物語へも続いてゆくのかな? どーも、薄暗い雰囲気に雨とともに包まれている世界のようだが、その中からも、 明日への道を見いだすことができるのなら、 人は自ら歩こうとすることができるの、か。 映画化ってあるけど、実写?アニメ? うーん、でもこれは読んで味わう方がいい物語のような気もする。

Posted by ブクログ

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