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明治大正見聞史 中公文庫
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明治大正見聞史 中公文庫

生方敏郎(著者)

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明治大正見聞史 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2005/08/25
JAN 9784122045736

明治大正見聞史

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商品レビュー

4.5

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2019/06/06

本書は元々は大正十五年に発行された本であり、著者自身が実際に明治~大正の時代を通じて見聞してきた事を記したもの(生方は明治15年生まれ。幼少期は群馬県で過ごし、明治学院から早稲田大学へと進学。新聞社でジャーナリスト・作家として活躍した経歴を持つ)発行当時著者は40代。よくある老人...

本書は元々は大正十五年に発行された本であり、著者自身が実際に明治~大正の時代を通じて見聞してきた事を記したもの(生方は明治15年生まれ。幼少期は群馬県で過ごし、明治学院から早稲田大学へと進学。新聞社でジャーナリスト・作家として活躍した経歴を持つ)発行当時著者は40代。よくある老人が晩年に若い頃を回想して書いたモノではないので、妙な思い出補正や、年を取ってからの記憶の混濁や後の人のいれ知恵的なモノがなく、同時代的記録になっているのが良いです。 そして、著者が政治家ではなく、ジャーナリストでユーモア作家であったところからの、世相風俗に対する視点の面白さ、鋭さが文章の中に溢れてて、読んでてホント面白い。 以下、目次を引用。ね、面白そうでしょ。  維新当時の滑稽外交   憲法発布と日清戦争  明治時代の学生生活   政府の恐露病と日露戦争  明治大帝の崩御     乃木大将の忠魂  明治大正凝視の中心となった女性  大正八年夏の世相    大正十年歳晩記  関東大震災       大震災後期

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2014/05/03

140503 中央図書館 群馬出身の生方は、早稲田に学び、書生として明治終盤の東京に、そして朝日新聞の記者として引き続き東京に暮した。100年前の東京の風俗が、つい10年くらい前のことのように甦るような気持ちになる。 関東大震災の体験談が、とてもリアルに感じられる。子供が6人、ち...

140503 中央図書館 群馬出身の生方は、早稲田に学び、書生として明治終盤の東京に、そして朝日新聞の記者として引き続き東京に暮した。100年前の東京の風俗が、つい10年くらい前のことのように甦るような気持ちになる。 関東大震災の体験談が、とてもリアルに感じられる。子供が6人、ちょうど赤ん坊が生まれた直後であったとのこと。のんびりとした筆致であるが、よくそんなに落ち着いていられたものだ。そして朝鮮人暴動のうわさが駆け巡り、追い立てられるように避難を迫られてしまうという、災害直後の社会パニックの恐ろしさが、ぞくり、とくる。

Posted by ブクログ

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