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青の聖騎士伝説(2) LAMENTATION OF THE EVIL SORCERER
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | メディアワークス/角川書店 |
発売年月日 | 2005/09/30 |
JAN | 9784840231985 |
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青の聖騎士伝説(2)
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
《再読》 悲しき合成獣サラスとの邂逅、シドの剣の伝説。 100年後も交流が続くブーツ一家、その初代ランド。 瀕死のクレイ・ジュダを救い、心を通わせた女性ミルダ。 出会いと別れを繰り返し、今日もクレイ・ジュダの旅は続く。 この本ではクレイ・ジュダが手にしたシドの剣と彼の師氷雪のオパールの誕生秘話、グラシェラとの因縁が出てきます(シドの章)。 意思を持った剣と膨大な知識を持つゴーレムを作ったシドとセドはどれだけスペックが高いのでしょうか?(クレイ・ジュダもハイスペックだけども) そして後にデュアン・サークの師となるサヴァランもグラシェラとの因縁があったようです(サヴァランの章)。シドの剣との縁も。 時系列で言うとシドの剣はシド→サヴァラン→クレイ・ジュダと渡っていったようなので、シドの剣は作り手が世を去った後も永い間グラシェラとの因縁が続いたんですね。 …永きに渡り災厄を振り撒いてきたグラシェラ、その正体は貴族の子息アルヴィエに取り憑いた闇魔。奇しくも彼は自身が作ったサラス同様、人と魔の人格に苦しむ者でした(グラシェラの章)。 クレイ・ジュダと闇魔の死闘の末、グラシェラは闇魔から開放されたものの、取り残された者が一人。その人物は100年先まで災厄を振り撒き続けることになる…。 デュアン・サークからフォーチュン・クエストまで続くラスボスの正体は明らかにされたけれど、クレイ・ジュダに関しては冒険者時代のみで、タイトルの“青の聖騎士”と呼ばれるようになる経緯は語られないままなのが物足りなく感じました。クレイ・ジュダの騎士時代、知りたかったです。 −サラスの沼、奥深く。 彼の金の髪にからめとられし、剣ひとふり。 そは、シドの剣なり。 魂のこもった剣にて、扱うこと危険に満ち、 なれど、その力計り知れず。 剣、自らが認めし者のみ、その力操れん。 ただ落日の下に待て。 ラグンの木のつぶやきを聞け。 さすれば剣の在処知れるであろう。
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剣の秘密と 黒幕の秘密と 謎の行商人の秘密 全て明らかに。 主人公が聖騎士ではないし、伴侶も登場しないけれど。 ほかの方も言っていたが デュアンの子孫はパステルたちと会わないのだろうか。。 いるとは思うのだが。。
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要となる敵を時と共に追う形での三部構成。 いや、最初はまた視点が変わって移入し直すの大変かなあ・・・と思っていたんですが、そもそもの形が短編集のようなものなので、そこはそんなに苦労しませんでした。 二本目の主人公はデュアン・サークに登場するキャラクターのようですし。私は知りま...
要となる敵を時と共に追う形での三部構成。 いや、最初はまた視点が変わって移入し直すの大変かなあ・・・と思っていたんですが、そもそもの形が短編集のようなものなので、そこはそんなに苦労しませんでした。 二本目の主人公はデュアン・サークに登場するキャラクターのようですし。私は知りませんでしたが。 サクサク読めます。 本作は耽美な美青年がちょいちょい登場しますね。そしてまあ一瞬だけですが、「な ん だ と(゚∀゚)」なシーンも。 世間のニーズと言うか、女性読者のニーズに応えてるってことなのか。 綺麗なお兄さんは好きですけどね! 全体的にはまあ、深沢先生の作品としては重い方ではありますが、クレイ・ジュダパートからはノリがラノベ調に。登場キャラクターの持つ明るさがあります。 そんなに深く移入して読む感じではありませんが、神話とか英雄伝、おとぎ話を読んだ時のじんわり感があります。ちょっと切ない。 とにかくこれはやはり『フォーチュン・クエスト』『デュアン・サーク』を読んでいてこそ。私もデュアン、再挑戦しようかなあ・・・ しかしクレイ・ジュダ、こんな人だったのかあ。
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