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ワイルドグラス 中国を揺さぶる庶民の闘い
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ワイルドグラス 中国を揺さぶる庶民の闘い

イアンジョンソン(著者), 徳川家広(訳者)

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ワイルドグラス 中国を揺さぶる庶民の闘い

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会/
発売年月日 2005/12/24
JAN 9784140810811

ワイルドグラス

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商品レビュー

3

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2017/07/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

力の入った作品。 著者は中国という国で暮らした年月も長く、中々外国人が入っていけないようなトコロへどんどんと入って行っている模様。特に二章に関しては、いぜん少し知る所となったぺきんの街並みの歴史と密接に関わっている内容のため、興味深く読めた。 ところどころにこの国で暮らすのに必要な知恵が垣間見える。以下、本文より抜粋。 P24.中国で暮らしていると、過剰なほどに心配すべき時と、まるきり心配しないで良い時の区別をつけるのに、いつも苦労させられる。 P70.農民たちの依頼を中々引き受けないなど、慎重さを見せていた馬文林だが、そんな彼でも『政府の上層部が真相を知れば、全てがうまくいく』と考えるという、中国の民衆が何百年にも渡って繰り返してきたのと同じ誤りを犯した。 P336.抗議の権利は誰にでもあるが、一人だけで行動を起こしても失敗するに決まっているという訳である。現在のシステムは袋小路に陥っているが、その死は当分先だという、中国の変化をもたらそうとする人間が最後に到達する結論にたどり着いた。

Posted by ブクログ

2006/02/01

[要旨] 各地で政府に対する抗議行動が頻発している中国。人々は何を不満に思い、何を求めているのだろうか。本書は、最後の手段として政府を訴えた一般市民三人に徹底的に取材したルポルタージュである。重税に苦しむ農民を代弁した独学の田舎弁護士、明朝以来の伝統的住居から立ち退きを命じられた...

[要旨] 各地で政府に対する抗議行動が頻発している中国。人々は何を不満に思い、何を求めているのだろうか。本書は、最後の手段として政府を訴えた一般市民三人に徹底的に取材したルポルタージュである。重税に苦しむ農民を代弁した独学の田舎弁護士、明朝以来の伝統的住居から立ち退きを命じられた北京の老人、そして気功集団・法輪功の信者だった母親が獄死した女性―三人にはどんな運命が待っていたのか。かれらの人生を通して、中国社会が直面する危機がはっきりと浮かび上がってくる。ピューリツァー賞受賞作(第三部・法輪功)を含む傑作ノンフィクション。 [目次] 第1部 農民たちの代弁者(黄土高原の町―楡林;農民叛乱の伝統;草の根民主主義―子洲;革命の聖地―延安;農民英雄の誕生;敗訴と投獄);第2部 北京夢華録(消えゆく都、北京;破壊と腐敗;趙老人の四合院;若き建築学者の北京案内;宇宙の中心にある横丁;旧市街の命運;残された希望);第3部 法輪功(気功ブーム;抵抗と弾圧;カルト・バスター;中南海を取り囲む;あきらめない信者たち;隠れ家;スケープゴート) [出版社商品紹介] 各地に頻発する抗議行動が意味するところとは。政府を相手に訴えを起こした一般市民の姿から、中国の危機を読み解く。

Posted by ブクログ

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