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転々 新潮文庫
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転々 新潮文庫

藤田宜永(著者)

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転々 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2005/09/01
JAN 9784101197180

転々

¥220

商品レビュー

3.6

30件のお客様レビュー

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2010/05/28

出発と到達地を決め中…

出発と到達地を決め中年男と大学生の二人が東京桜田門までさまよい歩く物語で、途中さまざまな出来事に出会う。

文庫OFF

2024/12/21

面白かったんだけど、★4つまではいかないかなぁーって感じ(^^ゞ なんだか一昔前の小説って感じだなぁーって思いながら読んでたんだけど、それが理由ではない。 むしろ、その一昔前の小説感が心地よかったんだけど、なぜだろ? 一昔前の小説って感じっていうのは、表紙の絵を見た時にも思った...

面白かったんだけど、★4つまではいかないかなぁーって感じ(^^ゞ なんだか一昔前の小説って感じだなぁーって思いながら読んでたんだけど、それが理由ではない。 むしろ、その一昔前の小説感が心地よかったんだけど、なぜだろ? 一昔前の小説って感じっていうのは、表紙の絵を見た時にも思った。 子どもの頃に読んだ、光瀬龍の『明日への追跡』の挿絵みたいな絵だなぁーって、懐かしさを覚えたのだ。 読み出してみれば、出てくる人物、なんだかみんな昔読んだ本に出てきた人のような……w キャラは全然違う(のか?)のに、なぜか主人公に(五木寛之の)『青春の門』を思い出したり…。 (そういえば、今の青少年wって『青春の門』を読むんだろうか?w) 福原も、何かの小説に出てきた人のような? 何かの小説といえば、これを樋口有介が書いたらどんな感じになったろうなーとも思った。 そう、読み終わった後、子どもの頃に読んで好きだった『海の見える窓(杉森久英著)』という小説を強烈に思い出した。 『海の見える窓』はソノラマ文庫だから、主人公がエッチするシーンがあるわけないのに!?w もしかしたら、『海の見える窓』の主人公の小学生の男の子と、主人公たちが「白服の怪漢」と名付けた男の友情(?)が文哉と福原の関係にダブったからかもしれない。 ていうか、『海の見える窓』。 「ウン十年ぶりに読んでみてー!」と流域面積世界最大の川を見てみたら、なんと! 30272円(゚∀゚) 実家を探してみよ!(爆)

Posted by ブクログ

2024/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても悲しい物語だった。 女絡みでヤミ金から借金してる崖っぷちみたいな大学生が主人公で、最初はヤミ金から逃亡する話か?と思いながら読んでいたが一人の謎のおじさんに会う事によって物語が進んでいく。 少し昔の東京が舞台であり、都会の様子や景色がとても細かく書かれていた。中でも福原の『池袋周辺の地区は垢抜けしない活気がある。他の地域はどんどん病院みたいなつまらないところに変わっているのに。』という言葉は印象に残った。それなら自分の住む地方は小さなクリニックか?笑と考えた。 最後は結局付き合わないんかいとツッコミたくなったがやはり最後まで美玲にとって主人公は弟にしか見られていないんだと思った。だからこそ今度は危険な目にこれ以上合わせたくないと考え、別になる事を選んだのではと思った。 最後、これからは行き先が無数に枝分かれしてしまいどうすればわからなくなってしまっている状態になりそこからが人生の本当のスタートなんだと著者が読者に語りかけているような気がした。

Posted by ブクログ