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日本型政策評価としての事務事業評価 神戸学院大学法学部研究叢書13
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本評論社/ |
発売年月日 | 2005/02/20 |
JAN | 9784535058149 |
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日本型政策評価としての事務事業評価
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日本で1990年代後半から急速に導入が進められた政策評価システムについて、三重県の事務事業評価システムを中心に、その到達点とそれが有する潜在的な可能性を、公共政策学の各論たる政策評価論の観点から明らかにすることを目的にした本。 三重県の事務事業評価システムを主に取り上げながらも、...
日本で1990年代後半から急速に導入が進められた政策評価システムについて、三重県の事務事業評価システムを中心に、その到達点とそれが有する潜在的な可能性を、公共政策学の各論たる政策評価論の観点から明らかにすることを目的にした本。 三重県の事務事業評価システムを主に取り上げながらも、内部評価と外部評価のメリット・デメリットの比較など政策評価とはそもそもどんなものかという説明も、第1章を中心に随所にみられ、政策評価の理論を学ぶのにちょうど良い1冊。ただ、個々の論文を組み合わせた博士論文がもとになっていることもあり、各章でやや重複が多い気はした。 本書の結論としては、三重県の事務事業評価システムのような日本型政策評価は、理論的に望ましい政策評価とはいえないが、対行政・対住民のコミュニケーション・ツールとしての役割の点で意義があり、それによって市民による自発的な二次評価が行われることでシステムの効用を高めることも期待できるというものだ。政策評価に関心を持ってきたが、政策評価に大きな意味を見出せていない私にとっても、その結論は首肯できるものである。ただ、市民による自発的な二次評価は理想ではあるが、市民のコスト、能力等を考えると現実的には難しいと思う。一般市民の自発性に期待するより、議員や学生など本分として政策に関わる人が政策評価の二次評価をできるような仕組みを作ることが有益ではないかと思う。
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