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メディアとしての紙芝居 日本児童文化史叢書38
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メディアとしての紙芝居 日本児童文化史叢書38

鈴木常勝(著者)

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メディアとしての紙芝居 日本児童文化史叢書38

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 久山社/
発売年月日 2005/01/24
JAN 9784906563982

メディアとしての紙芝居

¥1,045

商品レビュー

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2016/12/30

ビジネス、娯楽、職業、といった様々な面から説明されていてわかりやすく、読みやすいのだけれど、あんまりインパクトは無かった。 紙芝居は日本のサブカルチャーにとって、源流の一つなので、紙芝居そのものの内容について興味があったのだけれど、それは著者の別の作品を見た方が良さそう。 ただ、...

ビジネス、娯楽、職業、といった様々な面から説明されていてわかりやすく、読みやすいのだけれど、あんまりインパクトは無かった。 紙芝居は日本のサブカルチャーにとって、源流の一つなので、紙芝居そのものの内容について興味があったのだけれど、それは著者の別の作品を見た方が良さそう。 ただ、紙芝居屋の統計を見ると、かなり数が多く、この紙芝居屋が活動していた時代は、大昔から続いた、多くの細民が娯楽を担っていた最後の時代なのだなと感じた。 紙芝居屋は、失業者の一時しのぎの職業と認識されていたそうだ。 紙芝居屋を巷にあふれさせた世界恐慌は同時に戦争のきっかけでもあった。 戦時中、低俗・エログロナンセンスと批判を受け、営業を続けるために名分が欲しい紙芝居業界と、安価なプロパガンダの手段を欲していた国は、協力して国策宣伝のための紙芝居を上映するようになる。 本書で紹介されていた紙芝居は、若い陸軍将校がガダルカナル島で飢餓と武器の不足に苦しみながら戦って戦死するという筋立てで、新聞のようなマスメディアでも報じられていたガダルカナル島の飢餓と苦戦が、紙芝居でも扱われていたことが興味深かった。

Posted by ブクログ

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