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黄色い気球 ランダムハウス講談社文庫
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黄色い気球 ランダムハウス講談社文庫

ローリー・ハルツ・アンダーソン(著者), 赤尾秀子(訳者)

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黄色い気球 ランダムハウス講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ランダムハウス講談社/
発売年月日 2005/09/13
JAN 9784270100080

黄色い気球

¥220

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2020/02/21

黄熱病が流行るだけで、その地域の人は全員差別される。今のコロナのニュースを見て現実になっとるがな…と思った。母や祖父の愛、成長した女の子にちょっと泣いた。素敵な話。

Posted by ブクログ

2009/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読始:2007,9,23 読了:2007,9,25 史実として  1973年、フィラデルフィアを席巻した黄熱病は合衆国史に残る最後の疫病流行の一つ 当時首都だったフィラデルフィアでは人口の一割5千人もの人が命をおとした 感染をおそれた住民達はこぞって町から逃げ出し、議員達も地方へ避難したため議会は休会となった。初代大統領ジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソンも同様にこの地を離れたとされる。  黄熱病が蚊によって媒介されるとわかったのは、1900年になってからである。 これをプロローグとして小説は始まる。 コーヒーハウスを営む母の15歳になる一人娘、マティルダ 1973年。アメリカ初の気球が空高く飛んでいく。 人々の希望をのせて… しかし、その半年後、街を死の伝染病が飲み込み、誰もが想像しなかった絶望の世界が訪れる 身近な人の死 それを涙しながらも乗り越えていく 精神的に大人に成長しながら 普段何を言っていようが、どう思っていようが、やはり家族は互いに「愛してる」ということ 読んでて、涙出てきます 言葉にしなくてもわかる伝わることをその状況のもとで巧みに表現できてると思う 危機に直面した際の人間の行動 道徳、倫理と現実とのジレンマ 何が正しいとい絶対的な答えはあるんでしょうかね なんか読みながらもいろいろ考えさせらる部分もあった たまたま目について、なんとなく買ってみた本 本当に出会えてよかったと思える一冊

Posted by ブクログ

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