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ぼくは死んでいる ハヤカワ・ミステリ文庫
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ぼくは死んでいる ハヤカワ・ミステリ文庫

フィリップ・ベッソン(著者), 稲松三千野(訳者)

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ぼくは死んでいる ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 2005/09/15
JAN 9784151758010

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商品レビュー

2.3

4件のお客様レビュー

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2020/03/19

詩的な文体でユラユラ、フワフワした印象だった。ストーリーに意外性がなく、進行も緩慢。ミステリに分類出来るかも微妙。

Posted by ブクログ

2007/02/25

29歳の青年ルーカ、彼が川で溺死しているのが発見された、という、冒頭の2〜3ページを除くと、後はルーカ、アンナ、レオという3人の意識が、それぞれ一人称で自分の気持ちを語る、という不思議な本。特にルーカは最初から最後まで死んでいるのに、自分が溺死した川の流れが身体に当たる感覚が好き...

29歳の青年ルーカ、彼が川で溺死しているのが発見された、という、冒頭の2〜3ページを除くと、後はルーカ、アンナ、レオという3人の意識が、それぞれ一人称で自分の気持ちを語る、という不思議な本。特にルーカは最初から最後まで死んでいるのに、自分が溺死した川の流れが身体に当たる感覚が好きだとか、検死されてるのはどんな気分だとか、アンナとレオに対する気持ちとかを、語るのです。最初からこの不思議な世界に夢中になってしまいました。 ハヤカワミステリから出版されてるし、メインストーリーはルーカはなぜ死んだのか、事故か自殺か他殺か、ということなのですが、でもいわゆる推理小説ではなくて、死んだルーカと残されたアンナとレオがそれぞれの心、感じたことを語るという、読み物です。すごく淡々として静かでキレイな文章。でも語られていることは実はしみじみと怖い感じ。 ルーカは秘密を持っていて、アンナに対してはレオの存在を隠していました。レオは最初からルーカの人生にはアンナが居ることを知らされていました。知らぬが仏と昔の人は言いましたが、どうしようもないことを、知らないままでいさせるのと、包み隠さずに全てを知らせるのと、どちらの方が相手に対して誠実と言えるのか、またアンナとレオはどちらがより幸せで不幸なのか、などなど、思わず考えさせられました。ずーっと知らないままでいられるならそちらの方が幸せだと思います。が、ルーカの死を警察が捜査するなかで、秘密が明らかになってしまい、、、。 すごく、面白かったです。

Posted by ブクログ

2006/07/10

ピンポイントで睡眠スイッチ入れられながら(気を失いそうなほど眠くなったことが何回もありつつ)、なんとか読了。いやあつまんなかった。

Posted by ブクログ

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