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定年漂流 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館/ |
発売年月日 | 2005/09/05 |
JAN | 9784094080513 |
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
(2008.06.21読了) 定年後の旦那たちが行く当ても無く漂流している。15の事例で、いろんなケースが小説仕立てで書かれている。 定年になり、何もやることが無く自宅に閉じこもり日々をすごしている状態がいかに妻にストレスを与えることになるのか、これでもかとばかりに書いてある。 ...
(2008.06.21読了) 定年後の旦那たちが行く当ても無く漂流している。15の事例で、いろんなケースが小説仕立てで書かれている。 定年になり、何もやることが無く自宅に閉じこもり日々をすごしている状態がいかに妻にストレスを与えることになるのか、これでもかとばかりに書いてある。 「定年後」加藤仁著、岩波新書、にもたくさんの事例が述べてあったけれど、「定年漂流」の方が、小説仕立てである分、分かりやすく、大変さがよくわかる。 妻が出かけようとすると、俺の飯はどうなる、と問う旦那。旦那が会社に出かけたときには、自由に使えた空間を定年後は、旦那が占拠して動かない。朝・昼・晩と三食食わせるとなると今まで習い事や友人との付き合いで外出することがあったとしても、今やどこにも出かけられず、友達を呼んでおしゃべりしたりもできない。 ストレスでノイローゼになる妻、旦那を置いて脱出する妻、自立を促す妻、いろいろある。 自宅引きこもりの旦那もいるけれど、田舎に引っ越して、農業を始めようとする旦那もある。農業もそんなに簡単なものでもない。 あとがきに著者は、「定年が逃れようも無いものなら、夫婦はどう生きればいいのか。幸せな定年とは何か。様々なケースを書いてみた。」と述べています。 定年を迎える方、定年になった方、ぜひ一読をお勧めします。 定年後の時間のすごし方は、妻に教わりなさい。「女は遊びの達人だから」 参る。 まず、「俺の飯」くらい自分で調達できるように、料理をはじめ家事全般を見につけ、家庭内自立を目指す。(225頁)これが基本です。(僕も神さんにそういわれています。) 著者 西田 小夜子 1941年10月26日 東京都生まれ 1987年 武蔵野美術大学短大部美術科卒業 1998年『スクーリングブルース』(西多摩新聞社刊)で「ドキュメンタリー大賞」を受賞 2003年10月 「定年塾」を立ち上げ、主宰している (2008年6月25日・記)
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