裏切りは恋への序奏 アイノベルズ

愁堂れな(著者)

• 販売会社／発売会社: 雄飛/雄飛
• 発売年月日: 2005/03/01
• JAN: 9784902543193

商品レビュー

2010/05/28

贈賄の現行犯で逮捕さ…

[文庫ＯＦＦ]

贈賄の現行犯で逮捕されてしまった竹内は、贈賄に関わったとされる叔父もろとも会社を解雇される。何の事情も知らない竹内はすぐに釈放されるが、そこで謎の探偵・鮎川に出会う。藁にも縋る気持ちで鮎川の助けを借りて叔父の無実を証明しようとする。

2005/03/24

●感想
サスペンス調のハズなのに、余り緊迫した空気にならないのはイラストのせいなのか・・・。でも、あさとえいり先生の可愛いイラストおかげで、女装シーンもすんなり読めたのかも。いまいち智彦の性格が掴みにくいものの、鮎川と刑事の松本のキャラに助けられて楽しく読めました。只、プロローグで遺書を書いた人があんな人を愛して死を選んだのが解せなかったなぁ。ネタバレしちゃうんで抽象的な物言いで悪いんですが・・・。もし続編が出るなら松本を智彦に絡ませて、鮎川にヤキモチを焼かせてみたいですね。
●あらすじ
智彦は、叔父から預かった封筒を約束の相手に渡した途端なぜか逮捕されてしまう。なんとか釈放された智彦の前に、突然現れた謎の探偵・鮎川。しかも、逮捕現場にいた絶世の美女が鮎川の変装だったと知り怪しさは倍増！成り行きで、行方不明になった叔父を一緒に捜すことになったのだけれど・・・。いたずらにキスを仕掛けてくる鮎川に翻弄されつつ捜査を手伝う智彦だが、鮎川には別の目的があるみたいでー。

2005/02/20

鮎川賢(35才・私立探偵)×竹内智彦(22才・金城建設社員)。叔父が贈収賄事件に巻き込まれ、何とか行方不明の叔父を探そうとするが。女装と序奏をかけてあるそうです(笑)。