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踏切趣味
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踏切趣味

石田千(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2005/02/09
JAN 9784480816405

踏切趣味

¥220

商品レビュー

3.4

7件のお客様レビュー

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2014/01/18

私が石田千の本を読む2冊目。彼女の出した2冊目の本になるのかな。 まったりしすぎて、前に読んだ『役たたず、』ほど深くなる文章はないが 気持を波立たせず、イイ人な気分になりたい時にはいいかもしれない。 平成に出ている本とは思えない。

Posted by ブクログ

2013/02/20

 踏切にまつわるエッセイ。踏切を渡る人物や周囲の景色を淡々と語るだけで、特に蘊蓄がひけらかされるわけでもない。  とりあえず目につくものを綴るだけ、という感覚が心地良く、また文章も美しいのだけど、正直読後に何も心に残らないね。

Posted by ブクログ

2011/04/26

踏切鑑賞が何よりの趣味だという著者が、連載していた雑誌の性格に合せて、本にまつわる踏切を訪ね歩いた記録。とはいえ、必ずしも書物に縁のある場所ばかりでもなく、時に脱線するのだがそれも良し。25編のエッセイには、ずべて冒頭に「踏切」にまつわる言葉を詠みこんだ自作の俳句が一句掲げられ、...

踏切鑑賞が何よりの趣味だという著者が、連載していた雑誌の性格に合せて、本にまつわる踏切を訪ね歩いた記録。とはいえ、必ずしも書物に縁のある場所ばかりでもなく、時に脱線するのだがそれも良し。25編のエッセイには、ずべて冒頭に「踏切」にまつわる言葉を詠みこんだ自作の俳句が一句掲げられ、さながら吟行めいたスケッチでもある。 踏切の鑑賞の仕方が独特だ。それなりに趣味の世界というものがあるらしい。正式名称の確認に加えて、自らの歩幅でその長さを確認したうえで、周囲の状況をじっくり味わい描写し、一句吟ずるのだ。たとえば、八王子・谷保を訪れた「煮込みの味」と題する章では、『梅雨雲も 踏切渡り 街道へ』と一句を掲げ、『天神前踏切南部線31K655M 巾員9.2M 大また九歩』と記されている。この谷保では、山口瞳の名作「居酒屋兆次」の面影を求めて、近辺をほろ酔いで彷徨した記録が残されている。 後年の技巧的なエッセイとは一味違う、ノン・フィクション的な探訪記で、無防備に自らをさらすような初々しさが目立つ内容だ。

Posted by ブクログ

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