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横山秀夫(著者)

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商品詳細

内容紹介 内容:赤い名刺. 眼前の密室. 鉢植えの女. 餞. 声. 真夜中の調書. 黒星. 十七年蝉
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2004/04/20
JAN 9784334924294

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商品レビュー

3.9

77件のお客様レビュー

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2010/01/09

格好いい

事件現場の初動捜査で、鑑識を行う倉石。その鋭い眼は、時に事件の裏に隠された人の想いまで見抜く。職人気質の無頼漢は、一部の上司には嫌われつつ、部下たちには尊敬されつつ、その生き方を貫く。格好いい。

zxc

2024/01/18

終身検視官と言われる倉石義男52歳。 テレビや映画では 内野聖陽が演じているが、 原作は松重のイメージで読んでた。 連作短編集で8作。 小説宝石2000~2003年掲載のもの。

Posted by ブクログ

2021/10/23

 「こちら〇〇警察署です。事件ですか事故ですか?110番通報をすると一番先に問われる。事件性が確認されれば、いち早く現場へ急行するのは機動捜査隊だ。    警察小説を読むと必ず機捜(鑑識)が登場し刑事が主役になるが、この作品は検視官が主人公になっている。変死体が見つかった場合は...

 「こちら〇〇警察署です。事件ですか事故ですか?110番通報をすると一番先に問われる。事件性が確認されれば、いち早く現場へ急行するのは機動捜査隊だ。    警察小説を読むと必ず機捜(鑑識)が登場し刑事が主役になるが、この作品は検視官が主人公になっている。変死体が見つかった場合は、「検視官」が臨場する。組織上の名称であり、資格が存在するわけではないそうです。  物語は、L県警本部刑事部捜査一課を中心に八篇の短篇で構成され、赤い名刺、眼前の密室、鉢植えの女、餞、声、真夜中の調書、黒星、十七年の蟬、に分かれています。初動捜査の要というべき鑑識の検視官の役割は大きく、決断の間違いで他殺と判断したら、多くの捜査員を動員することになります。逆の場合は、犯人を野放しにしてしまう。  巡査を拝命以来、鑑識一筋の目利きにかけて倉石義男は、歴代検視官の中でも図抜けているという。倉石が警視に昇任して丸七年で、上司にあたる人にとっては煙たいと感じる場面もある。人事権を持つ倉石の上司は配置換えを考えるのも確かだ。倉石の鑑識の部下たちは専ら「校長」と呼んでいる。倉石より先に現場に到着した刑事が、死体を見て自殺に違いないと思っていても、倉石にかかれば他殺と断定することもあり、的確な判断は敵わない。しかし、倉石は鬼ではない。警察官にとって義理人情は禁物だが、部下に対して技術や技量、人徳も兼ね備えていてるから「校長」と呼ばれる。刑事の中で暗黙の了解事項は倉石の暗い過去で、倉石自身の信念で警察官であり続けているのだと思う。  短篇の物語は、どれも面白いが、僕が一番好きな物語は「餞」でした。  読書は楽しい。

Posted by ブクログ

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