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戦国関東血風録外伝 悲雲山中城
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戦国関東血風録外伝 悲雲山中城

伊東潤(著者)

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戦国関東血風録外伝 悲雲山中城

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 叢文社
発売年月日 2004/06/01
JAN 9784794704924

戦国関東血風録外伝

¥1,540

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2016/01/18

昨年、東海道を歩いていて、箱根から三島に向かう途中で、この城の存在を知った。山城の美しさに魅了され、この城が落城された時の様子を知りたいと思い、小説を読んだ。 小説では、歴史的事実をもとに、ドラマチックに仕立てられている。特に、死んだはずの百姓の倅が母の元に生きて帰ってくるシーン...

昨年、東海道を歩いていて、箱根から三島に向かう途中で、この城の存在を知った。山城の美しさに魅了され、この城が落城された時の様子を知りたいと思い、小説を読んだ。 小説では、歴史的事実をもとに、ドラマチックに仕立てられている。特に、死んだはずの百姓の倅が母の元に生きて帰ってくるシーンは、泣かせる。山本周五郎の人情モノを思わせる。 敢えて、残念だったことといえば、間宮氏の死闘ぶりが余り描かれていない点であった。小説では、間宮家のDNAが脈々と引き継がれていく経過が書かれていて、一段と歴史の面白さ知る機会となったが、やはり触れて欲しかったな〜。

Posted by ブクログ

2015/11/29

秀吉の北条攻めの口火を切った山中城の攻防について書いた本です。 戦国関東血風録外伝とあり、以前に読んだ北条氏照について書かれている「戦国関東血風録」の外伝となっています。 北条家の築城術を支えた間宮康俊を中心と描いており、山中城の増改築、そして当日の攻防について書かれているのか...

秀吉の北条攻めの口火を切った山中城の攻防について書いた本です。 戦国関東血風録外伝とあり、以前に読んだ北条氏照について書かれている「戦国関東血風録」の外伝となっています。 北条家の築城術を支えた間宮康俊を中心と描いており、山中城の増改築、そして当日の攻防について書かれているのかな、と思いましたが、意外にも徳川家の陰謀や豊臣秀次についても書かれており、単なる攻防を描いたのではないということが分かりました。 ↓ ブログも書いています。 http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-c051.html

Posted by ブクログ

2012/02/23

史実を踏まえ読み進めたものの、やはり切なさが残る。 玉縄北条氏に仕える間宮康俊の視点から、戦国時代終焉を意味する「小田原攻め」の緒戦山中城の戦いまでを描いている。 暖かくなる頃、山中城を訪ねたい。その前に笹下城跡も歩いてみたいと思っている…。

Posted by ブクログ

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