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泥かべの町
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | さ・え・ら書房/ |
発売年月日 | 2004/04/01 |
JAN | 9784378007885 |
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
パキスタンでは、保護者のいないアフガニスタン難民の子どもが臓器売買目当てにさらわれたりしてたんだ… 「希望の学校」でショツィーアはものすごい成長を遂げていたけれど、この本を読むと…本当に大成長したね。
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※このレビューにはネタバレを含みます
パヴァーナと同じように男装して市場で働いていたショーツィア。 彼女は家族を捨てて、憧れのパリへ行くことを夢見て旅立つ。自分の人生を取り戻すために。 しかしたどり着いたのは隣のパキスタンの難民キャンプ。 泥壁の家に押し込められた閉塞感に耐えられず、犬と共に街に出て少年として仕事を探しながら暮らす。 過酷な生活と裕福なアメリカ人家族との落差。 失意の中彼女が再び未来への希望を持つ選択はあるのか。 力強い少女の物語。
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デボラ・エリスによる「生きのびるために」「さすらいの旅」に続くタリバン政権下のアフガニスタンに暮らす子ども達の物語。 前二作では、パヴァーナという少女が主人公だったが、本作はパヴァーナの親友ショーツィアが主人公となっている。 一作目「生きのびるために」で、11歳だったパヴァーナ...
デボラ・エリスによる「生きのびるために」「さすらいの旅」に続くタリバン政権下のアフガニスタンに暮らす子ども達の物語。 前二作では、パヴァーナという少女が主人公だったが、本作はパヴァーナの親友ショーツィアが主人公となっている。 一作目「生きのびるために」で、11歳だったパヴァーナとショーツィアは、家族を食べさせるために髪を短くし、男の子に扮して市場で働きながら、互いの夢を語った。 二作目「さすらいの旅」で、パヴァーナは、離れ離れになった家族を探すため、ショーツィアに別れを告げ、片足を失った父を支えてカブールを旅立つ。途中父は亡くなり、一人で恐ろしい目に何度もあいながらも、難民キャンプに辿り着き、広いキャンプの中で運良く母に会うことができた。 三作目は、フランスを目指していたショーツィアが、パキスタンのペシャワールの難民キャンプにいるところから始まる。 ショーツィアはカブールを出た後、遊牧民と暮らしたがはぐれてしまい、牧羊犬を相棒にこのキャンプまで来た。拡大するたびに泥壁が迷路のようになっていく難民キャンプは、希望もなく、日々の食事もままならない。フランスに行きたいなんて、正気を疑われてしまいそうで、ラベンダー畑の写真の切り抜きは自分だけの秘密だ。 先の見えない毎日に我慢ならないショーツィアは、とうとう犬を連れてキャンプを出る。 ペシャワールの町は、カブールがとうの昔に失った町並があり、活気に満ちており、日銭の中から港町カラチに行くまでの旅費を少しずつ貯めることもできた。 しかし、そんな日々も長くは続かなかった…。 ショーツィアはパヴァーナに比べて、かなり勝気だ。それは一人で生きるために、臆病になることを必死で隠すためなのかもしれない。 生まれた時から内戦状態の故国、希望を求めても周囲は死の匂いに満ちている。 なんて残酷な現実なのだろう。 13歳らしい子どもらしさなんてもう失ってしまったかのようだが、前を向く姿は間違いなく未来を見つめる少女のものだ。 物語の中で、ニューヨークの同時多発テロが出てくるが、それに対してショーツィアはカブールではそんなこと日常茶飯事だと心で呟いている。 本では、2020年にパヴァーナとショーツィアはパリで会う約束をしている。 最後の物語「希望の学校」も読みたいと思う。 2020.7.12
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