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尋牛奇談 講談社X文庫ホワイトハート
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尋牛奇談 講談社X文庫ホワイトハート

椹野道流(著者)

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尋牛奇談 講談社X文庫ホワイトハート

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2004/04/05
JAN 9784062557320

尋牛奇談

¥220

商品レビュー

4

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2010/05/28

シリーズ21作目とな…

シリーズ21作目となる「じんぎゅう奇談」。『尋牛』は今後にも続く重要なキーワードです。今まで不透明だった情報が、一気に沢山明かされます。何だか色々やるせない…。

文庫OFF

2005/11/07

【 物置にあった小箱が、新たな闘いを呼ぶ… 】   読了日:2005.11.07 分 類:長編 ページ:286P 値 段:630円 発行日:2004年4月発行 出版社:講談社X文庫ホワイトハート 評 定:★★ ●菜の花の独断と偏見による評定● ----------------...

【 物置にあった小箱が、新たな闘いを呼ぶ… 】   読了日:2005.11.07 分 類:長編 ページ:286P 値 段:630円 発行日:2004年4月発行 出版社:講談社X文庫ホワイトハート 評 定:★★ ●菜の花の独断と偏見による評定● ------------------------------ 文 章 :★★★ 描 写 :★★★ 展 開 :★★ 独自性 :★★ 読後感 :★★+ ------------------------------ ---【100字紹介】----------------------- 読者クイズにする過去の写真を物置で探していた天本は、 小箱を発見する。中から現れた品物に導かれ、 前作の傷も癒えて完全復帰を果たした敏生と、 思わぬ長期休暇を手に入れた龍村とともに一路、 島根・足立美術館へ! ---------------------------------------- 一応、このシリーズの紹介を。 雨の夜に行き倒れた、人間と精霊のハーフである琴平敏生。彼を助けた若手ミステリー作家の天本森(あまもと・しん)。この2人が主人公となります。シリーズの最初の頃はぎこちない関係でしたが進むにつれて同居人からもう少し格上げ、って感じ。この天本、実は霊障を扱う謎の組織の追儺師という裏の顔を持っています。敏生は天本の誘いを受け、初心者ながら術者として組織に加わることに。完璧な接客能力をもつ組織の担当エージェントの早川知足や、法医学者であり、森の高校時代からの親友の龍村泰彦、森の師匠である盲目の術者・河合純也などの個性派のメインキャラに加え、最近では天本の実父であるトマス・アマモトが最大の敵として不気味に立ちはだかっているという感じ。 さて本作。ええと、ある意味、急展開です。 でもいかにもこれから始まる「何か」のプロローグという感じでもある。「多分こうだろうなあ」ときっと読者の誰もが想像していたことがさらりと事実として語られていく様は、まさに読者も天本になりきってきくことが出来るかも。天本だって、きっと想像はしていたはずだから。 このシリーズは、「シリーズである」ことを前提に書かれているので連載漫画のようなノリになっています。必ずしも、本作1つで綺麗にまとまっているとは言い難い。出来事としてはむしろ、裾広がりな感じです。次へのつなぎ、という感が強い。それでも著者が、これを1作としてまとめようとするのはよく伝わってきます。まとめあげるのは、心情として。キャラたちの心の動きに強弱をつけ、巧くまとめています。これが内容的には1作のまとまりとしては弱いにも関わらず、綺麗に1つの作品に仕上げています。ま…、気になるのは気になるんですけど。据え置かれた内容とか。次回作の楽しみということにしておきましょう。 ●作品データ● ------------------------------ 主人公 :天本 森、琴平 敏生 語り口 :3人称 ジャンル:オカルト・ライトノベル 対 象 :ヤングアダルト 雰囲気 :オカルト、BL要素あり ------------------------------ 「確かに、お前が人間である以上、二親があるのだろうが…あの化け物じみた父親に嫁ぐとは、お前の母親は豪気な女に違いない。会ってみたいものだ」                 (辰巳 司野)

Posted by ブクログ

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