現代企業スポーツ論 ヨーロッパ企業のスポーツ支援調査に基づく経営戦略資源としての活用 現代スポーツ論シリーズ21世紀の新しいスポーツモデルを考える

佐伯年詩雄(著者)

• 販売会社／発売会社: 不昧堂出版/
• 発売年月日: 2004/04/17
• JAN: 9784829304303

商品レビュー

2016/07/12

人に勧められて。BリーグやJリーグの放映権の桁違いの高騰がニュースになってスポーツビジネスの大変革が進行しているのが「今」だと思います。10年以上昔に書かれたこの本には「今」起こっている潮流の要因である「デジタル」や「CSR」というキーワードが全く出現しませんが、それでも現在の「スポーツと企業」について語られるべき論点が網羅されていると感じました。来るべき2020年を超えて経営資源としてのスポーツの研究がもっともっと進むことを期待しています。

2010/09/13

日本の企業スポーツの歴史、欧州企業とスポーツとの関係を知るのに便利。これからの日本の企業とスポーツとの関わりを勉強したい人は必読。
表現がやや冗長な部分がある。

2009/11/20

◎「サザエさんと株価の関係」参考文献
《内容（「BOOK」データベースより）
本稿は、21世紀日本における企業スポーツの在り方を展望しようとするものである。20世紀の後半までに、世界に類を見ない形で発展してきた日本の企業スポーツは、今、重大な存亡の危機に直面している。しかも企業スポーツの衰退は、そのまま日本における高度化スポーツの衰退、とりわけチームゲームの衰退に直結している。これを少子化等による学校運動部の停滞状況と重ね合わせる時、我が国における競技スポーツは、まさに今、その重要な社会的基盤を失いつつあると言っても過言ではない。

内容（「MARC」データベースより）
日本におけるスポーツ体制の構造改革を展望しながら、現状の企業スポーツの危機から学び、それを乗り越える新しい企業とスポーツの関係を考える。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐伯 年詩雄
1942年(昭和17年)10月26日東京にて生まれる。1968年東京教育大学大学院体育学研究科修了スポーツ社会学専攻。その後、高知大学、東京教育大学を経て1976年より筑波大学体育科学系に勤務する。この間、1986~87年米国マイアミ大学、スペイン・マドリッド大学、ドイツ・ケルンスポーツ大学、英国ロンドン大学にて訪問研究者として研究する。科学研究費補助金国際学術研究を始め、国内外で体育・スポーツに関する多くの調査研究を行う。現在、現代スポーツの文化的特性をメディア論、シンボリズム論等から解き明かそうとしている。実践では、楽しい体育の具体的理論と方法を開発し、学校体育の構造改革を進める。また、大分県スポーツ振興計画「スポルコロス21」、福岡ユニバシアード、かながわ・ゆめ国体等のキーコンセプトとフレーム創りを支援してきた。現在、日本スポーツ体制の構造改革をテーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 》