経済学部で何を学ぶか

岡地勝二(著者)

• 販売会社／発売会社: 同文舘出版
• 発売年月日: 2004/07/01
• JAN: 9784495865719

商品レビュー

2012/10/09

大学の経済学部教員である著者が、大学で学ぶ経済学の有用性や必要な技能、大学生活の指針や就職などについてまとめた本。

大学の一般教養の廃止によって、専門教育を行うことの弊害がおこったことの提言や、フリーターになることのデメリットを説くなどの大学教育や将来にわたっての提言という側面もある。

経済学部での実際の受講科目などの実践例もあるが、数学や英語やＩＴの必要性、そららを具体的につかう場面、論文やリポートについてや、経済学の巨人の簡単な紹介なども載っている。どちらかといえば研究者向けの部分が強いが、就職等にも触れている。

経済学について学んでみたい、学んでいる人は持っておいて、必要に応じて読むようにしたらよいのではないだろうか。

2008/07/29

そういえば、大学で経済学部に入るとわかったとき、当時通ってた塾の近くの行きつけの駅中の本屋でこの本を購入したなぁ。

今読み返すと非常によくわかる。当時は意味不明なことだらけだった。

就職のことや、英語の必要性について書かれていたことが、読み返した中でも印象的だった。