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車善七(巻の2)
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車善七(巻の2)

塩見鮮一郎(著者)

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車善七(巻の2)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2004/05/25
JAN 9784480803764

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2014/02/23

江戸時代の穢多・非人身分間の争いを非人側の視点で書いた三部作の二巻。享保6年(1721)に、当時の善七は穢多頭浅草弾左衛門(六代)の配下から逃れようと訴訟を起こすが毒殺される。その後、善七配下の組頭によって訴訟が継続されるが、大岡越前守の裁定で退けられ、いさかいの首謀者たちが処刑...

江戸時代の穢多・非人身分間の争いを非人側の視点で書いた三部作の二巻。享保6年(1721)に、当時の善七は穢多頭浅草弾左衛門(六代)の配下から逃れようと訴訟を起こすが毒殺される。その後、善七配下の組頭によって訴訟が継続されるが、大岡越前守の裁定で退けられ、いさかいの首謀者たちが処刑されるまでがこの巻の大筋。合間に、殿様の参勤交代の付添で江戸に滞在している加賀の若侍と日本橋の両替商の後妻の悲恋話や、江戸の町並みの描写、行き倒れの病人がかつぎこまれる「溜」の様子、俳人と両替商の会食、度重なる火事など、重層的に話が続く。

Posted by ブクログ

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