カフェがつなぐ地域と世界 カフェスローへようこそ

吉岡淳(著者)

• 販売会社／発売会社: 自然食通信社/
• 発売年月日: 2004/05/22
• JAN: 9784916110671

商品レビュー

2013/08/30

国分寺にあるカフェスローのできるまでと、スローライフについて考え提案していることをまとめた一冊。自宅から歩いて行けるところに、こんなに素敵なカフェがある、っていうことをすごく嬉しく思えました。ゆっくりしてみると見えてくるものってあるんですよね。ひとつだけ、自分たちの正当性？を語るのに、他の考え方を悪く言ってしまっている部分があるかなと感じたのは少し残念に思いました。でも吉岡さんに会って話を聞いたときもこの地域で地域の人たちと楽しみたいっていう思いがすごく伝わってきたし、なにはともあれ、国分寺まで来てくれた友だちを連れてってみたいと思うカフェが僕は国分寺にいくつかありますが、そのカフェの一つがここですね。

2013/07/24

スロービジネスに興味ある。

エコ、自給自足、地域に根付く、人と人、人と自然をつなぐ、オーガニック、フェアトレード・・・

スローカフェのようなお店が身近に増えるといいな♪
ゆっくりと丁寧な時間を大事にしたい。
そんな時間の共有できる場所を増やしたいな～。

2011/11/18

継続可能な共生環境構築、文化運動、フェアトレードビジネスをエコシステムとして成立を目指すNGO「ナマケモノ倶楽部」。その活動拠点の一つとして"カフェスロー"は始まったらしい。

フェアトレードで輸入したコーヒー提供から始まったカフェスローの開店への経緯・ストローベイルと珪藻土を使った内装をボランティアで組み立てていく工程を当時のメーリングリストの文面で紹介。

地域住民に親しまれていく過程での地産地消を意識したフードメニュー開発、"100万人のキャンドルナイト"へと連なる、闇を楽しむ"スロータイム"、利息を産まない地域通貨によるバザーなど、環境文化運動の拠点としての紹介。

現在は関東以外にも関西、九州方面にもスローカフェがあるようだ。

中部にもスローカフェに共感したカフェが現れる事を期待したい。

非電化工房主宰の藤村さんが自身の本で提案していた、ストローベイルで建てたb&bと食堂、楽しめるイベント構築でリピートしたくなる非日常空間を作り出すというものに、食堂をスローカフェのようなものにするなら、自身も興味が湧く。