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追憶のローマ ハーレクイン・ロマンス
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追憶のローマ ハーレクイン・ロマンス

キャスリン・ロス(著者), 原淳子(訳者)

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追憶のローマ ハーレクイン・ロマンス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ハーレクイン/
発売年月日 2004/04/20
JAN 9784596119582

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2016/06/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

ヒロインが愛したのは熱烈な求婚を受けた同級生ではなく、彼の弟だった―。 まさに、そのとおりの内容です。 ハーレクインは男女の「すれ違い」ストーリーが多い。その中で、いかに、すれ違いを克服するかというところがそれぞれの物語りの個性であり、作者の腕の見せ所です。 今回のヒロインは同級生から熱烈にアタックされていましたが、その都度断っていました。そんな彼女が彼の兄とは出会ってすぐに恋に落ち、その男性の子どもまで身ごもってしまいました。 ショックを受けた弟はそのまま車で飛び出し、事故に遭い亡くなりました。 ただ、彼女が子どもまで儲けながら、彼と結婚しなかったのは、弟の死のせいだけではありません。 幾ら求婚してくれたとしても、彼が自分を愛しているからではなく、義務感に駆られてのことだと誤解していたからです。 たくさんのハーレクインを読んできて感じるのは、男女の関係を永遠のものにするには「愛している」という言葉が必要なのだということ。 もちろん、現実的には、そうとばかりもいえませんが―笑、ロマンス小説の中ではやはり「愛してる」という言葉は絶対必要なようです。 そして、この「愛している」という言葉を求めて、数多くのカップルが時にはぶつかり合いながらも最後は理解しあい、永遠に結ばれる。 今回のお話も、そういうものであったと思います。

Posted by ブクログ

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