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雨のくに
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雨のくに

佐藤秀明(著者)

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雨のくに

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ピエブックス
発売年月日 2004/06/01
JAN 9784894443327

雨のくに

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商品レビュー

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2012/07/01

季節の雨言葉 様々な雨を表す言葉とともに、写真を解説代わりとでも言いたげに載せている。 百聞は一見に如かずというが、確かに言葉だけで多様な雨を説明するより、 一度視覚で見せてしまう方が分かりやすい時もある。 ただ、それも著者の解釈であり、言葉の一面でしかない。 すると、言葉や視...

季節の雨言葉 様々な雨を表す言葉とともに、写真を解説代わりとでも言いたげに載せている。 百聞は一見に如かずというが、確かに言葉だけで多様な雨を説明するより、 一度視覚で見せてしまう方が分かりやすい時もある。 ただ、それも著者の解釈であり、言葉の一面でしかない。 すると、言葉や視覚で表現できる訳ではなく、それもまた一面にすぎない。 雨と聞いて思い浮かぶのは、音、匂い、湿り気、温度など様々な感覚を刺激する要素があり、またそれらによって惹起される心のテンションもある。 ひとえに雨といっても、同じ空間に居てさえ全く違うことを感じ、考えているのだから。 本書には自然の中から日々の生活の一場面まで様々な雨の情景を切り取っている。 で、読んできて気づいたのは、私が引き寄せられる雨は周囲との断絶を感じる雨、ということだ。 視界が悪く、身動きさえ制限される雨に、「ただここにいるだけ」という感覚にされる。 多分、それが私の持つ雨のイメージ。

Posted by ブクログ

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