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死を呼ぶペルシュロン 晶文社ミステリ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 晶文社 |
| 発売年月日 | 2004/04/25 |
| JAN | 9784794927415 |
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死を呼ぶペルシュロン
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死を呼ぶペルシュロン
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精神科医の私はある日、頭にハイビスカスの花をさした青年ジェイコブの来訪を受ける。「俺、きっと頭が変なんです」という彼は、小人に頭に花を挿すようにいわれ、さらに一日にお金を何人かにやると、それで報酬をもらえるのだという。それではと小人を確かめるべくパブに行くと、確かに小人はいた。そ...
精神科医の私はある日、頭にハイビスカスの花をさした青年ジェイコブの来訪を受ける。「俺、きっと頭が変なんです」という彼は、小人に頭に花を挿すようにいわれ、さらに一日にお金を何人かにやると、それで報酬をもらえるのだという。それではと小人を確かめるべくパブに行くと、確かに小人はいた。そして今度はペルシュロン種の馬を配れと言われる。 ・・この導入が、え?何?という感じで、つかえながら読むが、さらに馬を配る先の女性が死に、参考人としてジェイコブが捕まり引き取りに行くと、ジェイコブではない男が出てくる。ここで、ん? となりさらに私は頭を殴打して、気づくと浮浪者ジョン・ブラウンとして精神病院に入れられている。・・ここで俄然おもしろくなった。 頭に花を挿したジェイコブ、ジェイコブに花をさすのを依頼した小人、馬を配る先の女優、そしてつかまったジェイコブとは別人の男、ジェイコブの恋人、そして精神病院でのジョン・ブラウン、ジョン・ブラウンとして退院後バーに勤める私、そこで知り合う夜の面々、精神科医としての私、わたしの妻、これらはある策略によってつながっていたのだったが・・ 精神病院では、私は精神科医なのだ、といってもジョン・ブラウンの身分証明書を身に着けていたため、偽自己を語る、まさに「精神病者の典型」として扱われる。ここらへんの設定が恐ろしい。 後半は、精神科医としての私、が謎を解き明かしていく。ここらになると、普通のミステリーという具合になった。が、精神科医の私と浮浪者のジョン、頭に花のジェイコブ、小人、馬、何やら訳の分からぬ影が動いている、という感じに引き込まれた。映画「マルホランド・ドライブ」みたいな輪郭のない薄闇の世界、みたいな。 書かれたのは1946年。時代設定は1943年から1944年なのだ。第二次大戦中なのだが、戦争の描写は、花のジェイコブが運動中の膝の怪我のおかげで軍隊に召集されなかった、という部分しかない。それ以外は通常の生活なのだ。日本で1943年とか44年が舞台の小説ってどんなのか、と思い調べると、太宰治の「津軽」が1944年11月出版。 1946発表 「The Deadly Percheron」 2004.4.25初版 図書館
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杉江松恋さん『マストリード100』から。 「先生、俺、きっと頭が変なんです」 診察に来たこの青年の話では、髪に花を挿していると小人たちが1日に10ドルくれると言う。 精神科の医師マシューズは、妄想だと証明するために青年に同行してバーに行くと、そこに小人は実在していた。 そこから悪...
杉江松恋さん『マストリード100』から。 「先生、俺、きっと頭が変なんです」 診察に来たこの青年の話では、髪に花を挿していると小人たちが1日に10ドルくれると言う。 精神科の医師マシューズは、妄想だと証明するために青年に同行してバーに行くと、そこに小人は実在していた。 そこから悪夢のような事件に巻き込まれてしまう… ここからは、もう驚きの連続で「えっ!?」と何度口に出してしまったことか。 信頼できると思っていた精神科医マシューズの記憶はどこまで信用できるのか… 次第に頭が混乱してきて、一体誰を信じたらいいのかわからない心理的スリルに、深夜2時を過ぎてるというのにページをめくる手が止まらない。 ちなみにタイトルの「ペルシュロン」とは馬の種類のこと。 まるで馬の本みたいに表紙に大きく馬がいるけど、馬の存在感はだいぶ薄め。 読み終わった後に表紙を見ると、わけもわからず表紙とタイトルに抜擢された馬の「何でオレが…」という表情に見えてきてジワジワくる^^; すみません、ここからはネタバレありの感想です。 最後は無理矢理に推理小説に落とし込んだみたいに感じた。 前半から中盤にかけてのノリノリの勢いのある文章とは裏腹に、ラストでは急に説明じみた文章になり、つまらなくなって寝落ちしてしまった。 個人的には、余韻の残る考察したくなるような終わり方が好きなので、推理小説ではない独自のスタイルで終わらせてくれたらもっと楽しめたのにと思う。 でもラストはどうでもいいと思うくらい、そこまでだけで十分面白かった。
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「悪魔に食われろ青尾蝿」を書いたバーディンの心理ミステリ3部作の1冊目。精神科医マシューズのもとに診察に来た青年は赤いハイビスカスを髪に挿している。そうしていると小人が1日10ドルくれるというのだ。なんとワクワクする島田荘司のようなプロローグ。この後マシューズは悪夢のような事件に...
「悪魔に食われろ青尾蝿」を書いたバーディンの心理ミステリ3部作の1冊目。精神科医マシューズのもとに診察に来た青年は赤いハイビスカスを髪に挿している。そうしていると小人が1日10ドルくれるというのだ。なんとワクワクする島田荘司のようなプロローグ。この後マシューズは悪夢のような事件に巻き込まれていく。面白いねえ。時代が早すぎたんだろうね。1940年代の小説とは思えない!
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