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正午二分前 外国人記者の見た関東大震災 ハヤカワ・ノンフィクション マスターピース
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
| 発売年月日 | 2005/08/31 |
| JAN | 9784152086594 |
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正午二分前
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大火事というのは、江戸の日常生活にはつきものになっていたーー三度大火事に出くわさなければ一人前じゃあない、といわれたくらいであった。困難を堪え忍ぶということは、厳格で誇り高いサムライ精神のひとつの表れでもあり、それはスパルタ精神をはるかにしのぐものであった。真の江戸っ子ーー江戸に少なくとも三代は住んだものーーは、どんな不幸に見舞われても、鼻の先でせせら笑ったものであるが、同様に厳寒にも家の中を温めるようなことを軽蔑したのであり、その家が城になるとなおさらのことであった。江戸のむかしから『七転び八起き』という禁欲主義的な諺があるが、これこそは、そうした心意気を簡潔にあらわしている。家事で丸焼けになり、無一文になってしまった者が、また身代をたて直してこそ、みんなから尊敬されたのである。大火事を『江戸の華』と呼んだ粋な言葉こそは、決していやみでも自嘲でもなくて、苦い経験を重ねてきた結果から生まれた、立派な自負心だった。
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外国人記者による関東大震災の取材記事。当時東京や横浜にいて被災した外国人や日本人の被災者など、生き残った人々の生々しい証言や記録がふんだんに盛り込まれている。震災から数年後の記録とはいえ、人々の記憶は生々しく、読みながら追体験できる。関東大震災に関するこうした本はあまり読んだこと...
外国人記者による関東大震災の取材記事。当時東京や横浜にいて被災した外国人や日本人の被災者など、生き残った人々の生々しい証言や記録がふんだんに盛り込まれている。震災から数年後の記録とはいえ、人々の記憶は生々しく、読みながら追体験できる。関東大震災に関するこうした本はあまり読んだことがないが何故なんだろう。それにしても地震、建物の倒壊、火災と火災竜巻、伝染病の流行、デマによる朝鮮人への暴行、暴動など、現在も多くの災害がある日本で、こういった事実や現象を思い出すのは重要。また、諸外国からの支援を受け入れ態勢がないと断ったり、帝国陸海軍が指示がないからといって救助に駆けつけなかったりと、当時もお粗末な対応もちらほら。
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