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戦争の記憶をさかのぼる ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 2005/08/10 |
JAN | 9784480062529 |
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 二〇〇五年八月で敗戦から六〇年を迎える。 六〇年とは、ほぼ二世代の年月だ。 子へ孫へと“戦争の記憶”というバトンはきちんと手渡されているだろうか。 本書は湾岸戦争以後、アフガン戦争、イラク戦争と続く現代の戦争空間を視野に収めながら、「当時者意識の希薄化」という危機感のもとに、アジア太平洋戦争を私たちがどのように記憶し、あるいは忘却してきたのかを検証する。 戦後五〇年から戦後一〇年まで、文学者、新聞メディアの言説をさかのぼり、一九四五年八月の敗戦をまたいだ詩人・高村光太郎の戦中・戦後に焦点を合わせ、戦争の記憶をリセットする力に対峙する思考をさぐる。 [ 目次 ] 序章 記憶のレッスン 第1章 見えない戦争―湾岸戦争と『敗戦後論』(見世物としての戦争/戦争という見世物;湾岸戦争詩の波紋 ほか) 第2章 戦争という名のテロリズム―9・11と「四千の日と夜」(二〇〇一年九月一一日;“ブッシュはカイバルを知っているのか?” ほか) 第3章 “戦後”の変容―メディアの言説から(一九九五年(戦後五〇年) 一九八五年(戦後四〇年) ほか) 第4章 敗戦をまたぐ―「一億の号泣」(東京大空襲体験者の描いた絵;高村光太郎の空襲体験 ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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勿体ぶった専門用語を使う必要なんてないのに、晦渋な素振りをちらつかせる点が猛烈に鼻につく。結局、なにが言いたいのかよくわからない。『敗戦後論』が嫌いなことはよくわかった(笑)。高橋哲哉については両手を挙げて賛成まではしたくないけど、大筋、賛成というところなんだろう…と読める。ああ...
勿体ぶった専門用語を使う必要なんてないのに、晦渋な素振りをちらつかせる点が猛烈に鼻につく。結局、なにが言いたいのかよくわからない。『敗戦後論』が嫌いなことはよくわかった(笑)。高橋哲哉については両手を挙げて賛成まではしたくないけど、大筋、賛成というところなんだろう…と読める。ああ、やっぱりわかりにくいっ!文学の門外漢が言うのもナンだが、荒地派の評価って、これでいいんだろうか?と訝しい気分。新しい知識を得た箇所があったので、そのぶんだけ親切に(?)★をつけたくなった一冊。退屈まではしなかったけれど、個人的には鬱陶しい本、という感想。
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