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僕の散財日記
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 世界文化社 |
発売年月日 | 2005/12/20 |
JAN | 9784418055234 |
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僕の散財日記
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
BSフジの「東京会議」で紹介されていたので、拝見。 さすがに5~6年前の内容であるだけに、デジタル系は時代が違いますが、オーソドックスなところは、筆者の心情がよく現れています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本の内容紹介を見ると、お洒落で、お馬鹿な中年になるための正しい買い物術とある。 『Men’s Ex』での人気連載を単行本化。さらに連載中に散財したアイテムの後日談を書き下ろしで加筆してある。 著者・松任谷正隆氏は、1951年、東京生まれ。ユーミンこと、松任谷由実さんのご主人。2005年にベストドレッサー賞を受賞しているそうだ。 ファッション・アイテムを中心とした、氏の買い物日記。氏なりの買い物哲学を披露している。かなり偏った考え方や思い入れ、それに無理やりな正当性も主張する。ユーモアあふれる文章が印象的で好感を持った。「もの」好きの人には楽しいエッセイだと思う。 ファッション以外にも、靴、バッグ、車、カメラ、万年筆など男心をくすぐるアイテムが登場する。エルメスのマフラー、ハンドタオル、ハンカチーフ。エルメスと付くだけで読みたくならないだろうか。ホンダのモンキーとか、ソニー・ネットワークウォークマンもある。 ただし、読んでみて真っ先に思ったのは、もっと自分の思ったままに書いてくれたら、ということ。偉そうな金満家に見られたくないという感情が言葉の端々にうかがわれ、鬱陶しかったのである。 成金趣味だと反感を買いたくないのは当然だと思う。でも、彼がお金持ちであることは周知のこと。だから、読者の妬みなど気にせずに、もっと伸び伸びとクールに書いてくれたほうが気持ちよかっただろう。それとも、あえて読者がそう感じるように計算して書いたのだろうか。どちらかはわからないけれど、買った理由、価格、使用感、それに後日談だってもう少し詳しく知りたかった。 彼の年齢を考えると、そのファッションに対する知識とスタンスはかなりなもの。でも、語り方はちょっとかっこ悪い。ちまちましている。小心を感じさせる。 それと、彼と同年齢で理解できる人はどれくらいいるのだろう、とも思った。いいも悪いも、その道に携わる人、ファッション好きの人でなければわからない話だろう。 結局、このエッセイは、『Men’s Ex』という、こだわりのライフ・スタイルに憧れる読者をターゲットにした雑誌に載ってこそ、生きるものなのではないか。 奥さんの由実さんはファッションについて語った本を出しているのだろうか。昔、ユニクロのフリースを着たCMやポスターを見たが、お洒落を感じた。語らずとも滲み出るオーラのようなものがその人をお洒落に見せると感じたのを思い出す。
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