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「超」アメリカ整理日誌 スタンフォードから日米を見ると…
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社/ |
発売年月日 | 2005/08/04 |
JAN | 9784478942192 |
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
週刊誌への掲載をまとめたものだから、仕方ないのかもしれないが、もう少し本当しての主張を一貫して読みたかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「超」アメリカ整理日誌 単行本 – 2005/8/5 10年前のものであっても今に通じる指摘ばかり 2015年5月31日記述 野口悠紀雄氏が週刊ダイヤモンドに連載していた「超」整理日記 2004年5月1・8日合併号から2005年4月16日号までの掲載分をまとめた本。 2004年4月から2005年3月まで野口悠紀雄氏がスタンフォード大学に客員教授として 赴任した期間に執筆したもの。 (野口氏にとってアメリカ滞在は3度目。 1度目は1968年9月〜1969年9月まで。 2度目は1970年9月〜1972年9月まで) このレビューを書いている今は2015年5月31日(日)なのでもう10年前ということになる。 野口氏がスタンフォード大学に行っていた間自分は大学1回生だった。 ようやくPCを本格的に活用しはじめていたように思う。 10年前の記事なので日本でも変わってきたことで古く感じる部分もあった。 電話の自動音声方式。 ガソリンスタンドのセルフサービス。 IKEAの躍進。 確かに野口氏の指摘通り家具業界は大きく変わった。 ニトリの拡大もIKEAの影響を多分に受けている。 商品を見ていてすぐに店員が寄ってくると落ち着いて見ていられないというのは同感。 家具以外の会社でもユニクロなどが大きく延びた理由のひとつだろう。 以上に書いたのは日本で既に変化した面だ。 しかし10年前のものであっても今に通じる指摘もある。 社会保険庁のウェブサイトが怠慢の極みであることを指摘している。 その数年後に第一次安倍政権時に大きな問題となり組織は解体され日本年金機構となった・・・ 大変重要な指摘を引用してみると・・・ 『公的年金制度の最も基本的な論点は現制度の維持がそもそも可能なのかということだ。 すなわち、基本的な選択は、年金制度の廃止である。 (中略) 従来の基幹産業からの撤退、銀行中心の金融システムからの脱却、そして公的年金制度の廃止。 このような改革は、あまりに巨大過ぎて、とても現実的とは見なされないだろう。 しかし、それは1945年前半の日本で、「降伏」が非現実的だったのと同じことである。 困難なのは事実だが、困難だからといって回避することは許されない。現在の仕組みが今後もだらだらと続けば、数百万人が犠牲になる。』 全く同感である。しかし現実としては2015年5月17日(日)に大阪都構想が否決されるなど現在の仕組みを多少でも変えようという動きですら実現出来ない。 大変残念ではあるけれども日本を大きく変えるにはむしろ数百万人の犠牲が必要なのではないかというのが私の率直な気持である。
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アメリカに来てからの生活基盤の立上げ、日本との違いの戸惑いに、「そうそう」と共感しながら面白く読めた。 (300) [more] (目次) 第1部 滞在者として見たアメリカ(国境を越える 何をやるにもインターネット どこに行くにもクルマ シリコンバレーの夢は終わらず ほか) 第2部 アメリカから日本を見る(モノ作りに強くソフトに弱い日本 日本の物価は高すぎる 留学生事情で占う日本vs.中国・韓国 日本人とアメリカ人の国際感覚 ほか)
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