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妖精と妖怪のあいだ 評伝・平林たい子
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妖精と妖怪のあいだ 評伝・平林たい子

群ようこ(著者)

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妖精と妖怪のあいだ 評伝・平林たい子

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2005/07/15
JAN 9784163664606

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2010/02/01

こないだ『猫と女たち』を読んで、群ようこの本を図書館の蔵書検索でざっと見て、あーそうそう『妖精と妖怪のあいだ』を読みたかったんやと思い出して借りてくる。 平林たい子の評伝である。 群ようこが書いた評伝といえば、『贅沢貧乏のマリア』や、『一葉の口紅 曙のリボン』は知っていたが、...

こないだ『猫と女たち』を読んで、群ようこの本を図書館の蔵書検索でざっと見て、あーそうそう『妖精と妖怪のあいだ』を読みたかったんやと思い出して借りてくる。 平林たい子の評伝である。 群ようこが書いた評伝といえば、『贅沢貧乏のマリア』や、『一葉の口紅 曙のリボン』は知っていたが、この『妖精と妖怪のあいだ』の奥付を見て、『飢え』が林芙美子の話を書いたものやということに初めて気づく。こんどはこれを読んでみたい。 群が平林たい子に興味をもったのは、林芙美子の友だちとして「放浪記」に登場していたから。写真で見た感じも、芙美子のまわりで見えるたい子の姿も、自分のイメージとしては「肝っ玉母さん風」と群は書いている。「でも、それは頭の中で描いた平林たい子像でしかない。だいたい私は彼女の本もろくに読んでいないのである。」(p.3) 私も林芙美子は『放浪記』ほか何冊か読んでいるが、平林たい子というと名前くらいしか知らない。 群は、林芙美子の評伝を書き終えたときに、自分のイメージ通りの人だったと感じたという。平林たい子はどうか。 諏訪の平林たい子記念館をたずねた群は、そこで展示写真や書斎再現コーナーなどを見て「私のイメージのなかの、明るく豪快で太っ腹なたい子像は確固たるものになっていった」(p.6)と書く。 ▼しかし、彼女や周辺の人々の本を読んでいくうちに、それはがらがらと崩れていったのである。 (p.6) そして、日露戦争が終わった年に生まれたたい子の、振り幅の大きかった人生が群によって描かれる。 たい子や周辺の人々の小説から、本文にちょくちょく引用されているのを読んで、たい子の小説も何か読んでみようかなーと思ったのだった。 手に入りやすそうなたい子の小説 平林たい子毒婦小説集 (講談社文芸文庫) こういう女 施療室にて (講談社文芸文庫) たい子が書いた評伝 林芙美子・宮本百合子 (講談社文芸文庫) たい子についての、こんな評伝もあるらしい。 戸田房子『燃えて生きよ―平林たい子の生涯』(新潮社)

Posted by ブクログ

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