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平原の旅(上) エイラ 地上の旅人8
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平原の旅(上) エイラ 地上の旅人8

ジーン・アウル(著者), 金原瑞人(訳者), 小林みき(訳者)

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平原の旅(上) エイラ 地上の旅人8

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ホーム社/集英社
発売年月日 2005/06/30
JAN 9784834251128

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商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2024/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今巻からは、エイラとジョンダラーがジョンダラーの故郷へ旅をする話。 この巻ではジョンダラーが弟と旅をしていた時に滞在していたシャムドイ族の集落にたどりつくまで。 今までエイラが住んだことがあるのは、洞穴を住居にできるような岩場だったり崖の中腹のようなところ。 初めて平原を旅して、その地形だけではなく、植生や動物の分類、その修正など目に触れるものみな興味深く、文字を追うだけなのに脳内ではいろんなイメージが渦を巻く。 だけど、とにかく性愛描写がくどいのね。 回数も多いし。 三角関係のあれこれがなくなってジョンダラーのウジウジがなくなったのはいいんだけど、このしつこい性愛描写がなければ100ページは少なくできる。 いや、150ページかも。 回想シーンもやたらと多くて、長シリーズだからある程度振り返って説明しなければならないのはわかるけど、1冊の本で何度も回想されても飽きる。 オーロラを初めて見たときの不安感や、夜間の突然の雷雨で旅の荷物の大半を失ってしまったこととか、充分面白いんだけど、余分なシーンが多くてもったいない。

Posted by ブクログ

2014/07/16

フランス西部の男ゼランドニー族のジョンダラーとエイラは仲直りを果たす。そして、ジョンダラーの故郷を目指して、黒海の北からドナウ川に沿って遥かなる旅に出た。2人につきそうは、二頭の馬(ウィニーとレーサー)そして狼のウルフである。上巻では、旅の1/3、ジョンダラーがいっとき過ごしたシ...

フランス西部の男ゼランドニー族のジョンダラーとエイラは仲直りを果たす。そして、ジョンダラーの故郷を目指して、黒海の北からドナウ川に沿って遥かなる旅に出た。2人につきそうは、二頭の馬(ウィニーとレーサー)そして狼のウルフである。上巻では、旅の1/3、ジョンダラーがいっとき過ごしたシャラムドイ族に辿りつくまでだった。 これは、2人のクロマニヨン人の旅であると同時に、人類とは何かを探す旅でもある。 エイラは自分が言葉以上のものを理解していることを知ったが、そのせいで最初は少し混乱して憂鬱になった。というのも、人の口から出る言葉が必ずしも、その人の見ぶりが示すことと一致していなかったし、エイラは嘘というものを知らなかったからだ。エイラが真実を隠す方法として知っていたのは、黙っていることぐらいだった。 そんなエイラもそのうち、小さな嘘には礼儀とみなされるものが多いことを知った。しかしユーモアー通常、あることを言いながら、別のことを意味することで成立するーを理解した時に初めて、言葉で気持ちを伝え合う人々の言語の本質や、それを用いる人々のことがわかった。(21p) ネアンデルタール人の立場からクロマニヨン人を見ることで可能になる人類の短所と長所がわかる。いや、これこそ人類の「原罪」とでも言うべきものなのかもしれない。嘘をつく動物。それは悪意もあるし、思いやりもあるのである。 エイラとジョンダラーは、もしかして性交が妊娠の原因ではないか、と疑っている。本来は大地の女神ドニが時と人物を選んで女性に「霊」を授けるのである。と、ジョンダラーたちクロマニヨン人たちはほとんどがそう信じている。しかし、私には大いに疑問がある。こんなにも自然を観察して合理的にそれを利用して来た人類が、何故妊娠の秘密を明らかにできなかったのか。できなかった、と考えられている。何故ならば、それこそが新石器時代まで残っている土偶やその他の宗教儀式の源だと考えられているからである。このことを巡って、このシリーズは暫くずっと右往左往していくだろう。見守りたい。 2014年6月29日読了

Posted by ブクログ

2013/12/27

淡々と旅が続くのでエイラと同じように読んでいるこっちも人恋しい。 自然の描写が大切なのは重々承知なのですが、人と関わっている時の方が楽しく思える。

Posted by ブクログ