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キス・キス 異色作家短篇集1
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 2005/10/15 |
JAN | 9784152086747 |
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キス・キス
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商品レビュー
4.1
20件のお客様レビュー
ロアルド・ダール3作…
ロアルド・ダール3作目の短編集にあたるが、短編集としても面白さは名作「あなたに似た人」を上回ると思う。皮肉で残酷で見事な結末のどんでん返し。「女主人」「牧師の楽しみ」「ほしぶどう作戦」などなど、どれも傑作の11編。参りました!
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
11篇の「奇妙な味」の作品集。 『あなたに似た人』と比べると意外と粗が目立つ作品集かも。 個人的お気に入り 「ウィリアムとメアリイ」 夫が科学の勝利を得た代償に立場が逆転する夫婦。 「天国への登り道」 ささいな(でも精神的負担は甚大な)嫌がらせを続けたため夫婦関係にひびが入る、どころか…。 「牧師のたのしみ」 エセ牧師と農家の人たちとのやり取りが面白い。騙された側の善意が仇となるのはお約束。 毎年GWにロアルド・ダールを読み、3冊目だからか話のオチが少し読めてしまうようになってきました(;'∀') 今回は旧版で読みましたが翻訳が開高健さんでちょっとお得感あり。 解説の阿刀田高さんが好みと挙げられた3作(「女主人」「天国への登り道」「牧師のたのしみ」)と私の好みの3作中2作が同じで勝手に親近感を覚えてしまいました(*´艸`*)
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ロアルド・ダールの作品は、小さい頃にチョコレート工場の秘密を読んだだけだったので、てっきり児童文学の人なのかなと思っていた。 けど、阿刀田高さんの短編集で紹介されていたのを見てこのような短編を書く人だと知り、気になって図書館で借りた。 印象に残ったのは、 牧師のたのしみ ロー...
ロアルド・ダールの作品は、小さい頃にチョコレート工場の秘密を読んだだけだったので、てっきり児童文学の人なのかなと思っていた。 けど、阿刀田高さんの短編集で紹介されていたのを見てこのような短編を書く人だと知り、気になって図書館で借りた。 印象に残ったのは、 牧師のたのしみ ローヤルゼリー 豚 あたり。 牧師の楽しみは、なんとなく展開が読めないわけではないけど、読んでてハラハラしてはやく結末を知りたいと久しぶりに思えた作品。 ローヤルゼリーは、意外な展開でびっくり。 最初は、赤ちゃんに蜂蜜あげちゃいけないからローヤルゼリーも同じことなのかな、的な解釈してたけど、ぜんぜん違った。面白い。 豚については、こういう救いのない話っていうか、誰も幸せにならないのに何故か冷酷な感じはしなくて淡々としてるような…雰囲気が好き。 あと、天国への登り道は、読み終わってタイトルを見たときにはっとさせられた。 なるほどそういう意味か、と。 タイトルの重要性を改めて理解。 なるほど阿刀田高さんが好きっていうのはうなづけるなあと思えた。 チョコレート工場の秘密も好きだけど、新たな魅力を発見できて面白かった。
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