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スペースシャトルの落日 失われた24年間の真実
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エクスナレッジ/ |
発売年月日 | 2005/05/15 |
JAN | 9784767804187 |
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スペースシャトルの落日
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商品レビュー
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いきなり序章で「本書が目指す結論を言おう」と振りかぶり、 ==================== ・スペースシャトルは宇宙船として巨大な失敗作である。コンセプトから詳細設計に至るまで無理とムダの固まりだ。 ・シャトルの運航が続いた結果、宇宙開発は停滞した。 ・スペースシャトル...
いきなり序章で「本書が目指す結論を言おう」と振りかぶり、 ==================== ・スペースシャトルは宇宙船として巨大な失敗作である。コンセプトから詳細設計に至るまで無理とムダの固まりだ。 ・シャトルの運航が続いた結果、宇宙開発は停滞した。 ・スペースシャトルに未来があるとだまされた世界各国は、シャトルに追従し、結果として宇宙開発の停滞に巻き込まれた。 ==================== と、3球で三振を取ろうと直球を投げ込んでくるのがしびれる。引き続き、シャトルの概要から、事故の検証、どうしてシャトルが「失敗作」なのか……と続くのだが、なかなかハイテンポな投球で、読みやすくて面白く、するするとアタマに入ってくるぞ。こりゃ、要するに「組み立て」がうまいんだね。スペースシャトルという素材もいいのだが、捕手(編集者)との相性がよいんだろうか。 要するに、シャトルは「繰り返し使えるから安いですよ」というふれこみで開発したのに、高くて危険な乗り物になってるのだとか。とくに、本当に「翼」が必要だったのかという指摘については、まさに「コロンブスの卵」的な説得力。翼なんて道中ずっと重い荷物になるわりに最後の15分しか使わない、そのうえ弱点だらけで事故のもとになるとくれば、なんでそんなものつけちゃったんだろうという感じ。先入観というのは恐ろしいもんですなぁ。 言いたいことがバシっとまとまってる、キレイに三振をとれるよい本でした。こんど周りでシャトルの話題になったら、ぜったいこの本に載ってることしゃべっちゃうよ。GJ。
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最先端なイメージを纏ったスペースシャトルの宇宙輸送システムとしての欠陥を技術面とコスト面から綴った本。後出しとの評価もあるのでしょうが、各国に大きな影響を与えたスペースシャトルの設計思想を含めて、宇宙開発の目的と、達成すべき目標は何か、を考える機会になります。ただ、1980年代製...
最先端なイメージを纏ったスペースシャトルの宇宙輸送システムとしての欠陥を技術面とコスト面から綴った本。後出しとの評価もあるのでしょうが、各国に大きな影響を与えたスペースシャトルの設計思想を含めて、宇宙開発の目的と、達成すべき目標は何か、を考える機会になります。ただ、1980年代製のオービターを最先端とは言えないと断定するはいかがなものかとは思ったけれども(B-52なんぞは初飛行が1952年なわけで)。
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盲目的に、スペースシャトルはかっこいい、すごいものだと思っていたけど、冷静に考えてみると、確かにたくさんの人とお金が振り回されてきたのだね。
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