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歴史の終わり 新装版(下) 「歴史の終わり」後の「新しい歴史」の始まり
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歴史の終わり 新装版(下) 「歴史の終わり」後の「新しい歴史」の始まり

フランシス・フクヤマ(訳者), 渡部昇一(訳者)

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歴史の終わり 新装版(下) 「歴史の終わり」後の「新しい歴史」の始まり

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三笠書房/三笠書房
発売年月日 2005/06/05
JAN 9784837956570

歴史の終わり 新装版(下)

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商品レビュー

4.5

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みんなの感想まとめ
  • 歴史観の再構築
  • リベラル民主主義の探求
  • 集団性と個人主義
  • 対等と優越の対比
  • 自由主義の流派分析
  • 経済とスポーツの気概
  • 現代社会の問題提起
  • 行動を促すメッセージ
  • 深い共感を呼ぶ読書
  • じっくり考察する価値

社会の集団性やリベラルな民主主義の在り方を深く考察した作品は、現代における「対等願望」と「優越願望」の対比を通じて、私たちの生活や価値観に迫ります。特に、自由主義の異なる流派を明確にし、歴史の進展における「気概」の重要性を強調しています。著者は、戦争のない時代においても人々の気概がどのように経済やスポーツに向けられているかを描写し、読者に深い共感を呼び起こします。読み応えがあり、要所要所に現代の問題を予見させる記述が散りばめられているため、じっくりと時間をかけて読み進める価値があります。実践を促すメッセージもあり、単なる読書にとどまらず、考えを行動に移すことの重要性を感じさせる内容となっています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2016/06/06

結局、読むのに半年近く時間を要した。 それだけに読み終えることができてほっとした。 要所、要所にまさに2016年の今を予想させる記述もある。 「気概」それがキーワード 自由主義には、ロック流のものとヘーゲル流のものがあるということがよく分かった。 気概、気概こそ歴史を進展させてき...

結局、読むのに半年近く時間を要した。 それだけに読み終えることができてほっとした。 要所、要所にまさに2016年の今を予想させる記述もある。 「気概」それがキーワード 自由主義には、ロック流のものとヘーゲル流のものがあるということがよく分かった。 気概、気概こそ歴史を進展させてきたキーワード。 戦争がなくなり命をかける場所が経済的なものへ転化したこと、気概を消化しようとスポーツへエネルギーが向けられたことなど自分が思っていたことが記述されていることも多くあった。 さぁ、読むだけではだめで実践にいかさなくては!

Posted by ブクログ

2011/08/18

原題は「歴史の終わりと最後の人間」。 「歴史の終わり」はヘーゲルからのモチーフ。「最後の人間」はニーチェからのモチーフ。 フクヤマは、リベラルな民主主義が、第二次大戦でファシズムに勝利し、冷戦をへて共産主義にうち勝った歴史の流れについて、哲学的なアプローチで読み解いている。 すな...

原題は「歴史の終わりと最後の人間」。 「歴史の終わり」はヘーゲルからのモチーフ。「最後の人間」はニーチェからのモチーフ。 フクヤマは、リベラルな民主主義が、第二次大戦でファシズムに勝利し、冷戦をへて共産主義にうち勝った歴史の流れについて、哲学的なアプローチで読み解いている。 すなわち、リベラルな民主主義が全体主義や共産主義に打ち勝った時点で、ヘーゲルの言うように歴史は完成し、人類のイデオロギー上の進歩が終点にたどりついた。しかし、自由な民主主義の世の中が実現したことで、ニーチェの言ったように、人間は目的を見失っているという問題提起。 もととなる論文を発表した時期が、ソ連や東欧諸国の自由化と同時期だったため、非常に注目された。 リベラルな民主主義に基づく社会形態が、さらに優れたものに取って替わられるということは考えにくい。 しかし、弁証法の考え方に従うなら、そこに矛盾が生じる余地がないと考えるのはいかがなものか。 現に、東西対立後はイデオロギーではく、宗教的な対立が世界的な問題となっている。 また、平等な社会が実現した後に、生きる目的の喪失という問題が残るならば、リベラルな民主主義内に新たな対立と発展の契機となる「矛盾」がなくはない。 そして、ことの重大さで言えば、「最後の人間」すなわち、生存権が保障される中での、人間が人間たるゆえんをどこに持つかという価値観の問題の方が大きい。 人間が生きるための後ろ盾になる価値といった問題となると、ここで引き合いに出されている西洋哲学の枠組みの中だけで考えるのはしっくりこない。 例えば、生きる意味を問うキーワードとなっていた「気慨」といった言葉も、ヘーゲルやニーチェが使ったように「命をかけて」といった具合で現代に持ってきても、ろくなことにならないと思う。 現実的にも、「気慨」というレベルではなくとも、何かをして他人に認証されたいという願望は、現代社会や組織内において大きな問題となっている。 この問題に対して、ニーチェを引用するにしても、近代の西洋哲学だけでなく、現代における彼らの後継者の成果を引き合いに出せば、もう少し現実味を帯びたものとなったのではないか。 とはいえ、上下600頁にも及ぶ大作で、自由主義社会の成立に至る思想史的背景については、学ぶところが多々あった。

Posted by ブクログ

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