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フランス敗れたり
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フランス敗れたり

アンドレモーロワ(著者), 高野弥一郎(訳者)

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フランス敗れたり

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ウェッジ
発売年月日 2005/05/27
JAN 9784900594838

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商品レビュー

4.4

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2024/08/14

2024/08/14「フランス敗れたり」アンドレ・モーロワ 第二次大戦でフランスは実質的に敗戦国。たまたま連合国の一員で救済された。ドイツ占領下のフランスは悲惨。 1.リーダーの責務 戦時における洞察力・構想力・リーダーシップ。平時においてはいかに「戦時への想像力」を持ちうるか、...

2024/08/14「フランス敗れたり」アンドレ・モーロワ 第二次大戦でフランスは実質的に敗戦国。たまたま連合国の一員で救済された。ドイツ占領下のフランスは悲惨。 1.リーダーの責務 戦時における洞察力・構想力・リーダーシップ。平時においてはいかに「戦時への想像力」を持ちうるか、大衆から隔絶されても。 第二次大戦時、英国にはチャーチルが居た 英国のみならず世界を救った。そして米国にはルーズベルトが対応できた 彼らは民主主義の理念を信奉し共有できた。 ただしヒトラーのような好戦家=「戦争の道を確信」には対応が後手になる。ドイツは戦争準備に7年をかけて戦備を充実⇔即興では対抗できず。 民主主義国家の宿命 国民は「戦争忌避」を基本に、楽観と消極に傾く。そして現状、特に敵の動向と見通しについて「明らかな誤謬」を生む。 「議会は、平和時には国民を代表し、戦時には軍を代表する」(バレス) 2.戦時の意味 犠牲が不可避 ポピュリズムでは対処できず。全体最適と部分不適 マイナスの負担を許容=「英雄的な勇気」が必要 「勝ち戦」勝敗は癖になる 勝ち残る兵は通常の力の数十倍を発揮する 「国民性」 劣等生があると残虐にする 英国人は劣等生を持っていない むしろ「エリート」を自認 「エリート育成」の重要性 ノブレスオブリージュ 国民の愛国心が絶対的基本 日本は日露戦争までは「エリート性」があったが、昭和の戦争では喪失したのは大義の無さ。 3.パリ陥落 1940年06月18日 ① 強くなること ② 敏捷に行動すること ③ 世論を指導すること ④ 国の統一を保つこと ⑤ 外国の政治の影響から世論を守ること ⑥ 非合法暴力は排除 ⑦ 祖国統一を第一義に ⑧ 統治者は高潔な生活を ⑨ 思想と生活を熱情的に信じること 4.E.H.カー 「危機の20年」 中西輝政 「解説」

Posted by ブクログ

2020/12/30

戦争中に書かれた本だからだと思いますが、敗れたところで話が終わっているので、その後を知っている身としては消化不良感が残った。が、教養として読んで良かった。

Posted by ブクログ

2018/08/22

P130「英仏はいかに離間されたか」 この章を読むなり、冒頭から危機感を抱かずにはいられなかった。 それは、これがもし日本で起きたら、という危機感である。 現行の日本の安全保障において日米同盟が必要不可分、致命的に重要であることは言うまでもない。 しかし、そこに対し挑戦するもの...

P130「英仏はいかに離間されたか」 この章を読むなり、冒頭から危機感を抱かずにはいられなかった。 それは、これがもし日本で起きたら、という危機感である。 現行の日本の安全保障において日米同盟が必要不可分、致命的に重要であることは言うまでもない。 しかし、そこに対し挑戦するものが現れたとき、この同盟は両国国民から信頼感を持って支持され続けるだろうか。 日常におけるメディアの報道とそれに対する国民の反応を見るだけでも、そこに楽観の余地はない。 両国は、まだ一世紀も経たぬ近い過去に壮絶な戦争をしているのである。 そして有事の際のプロパガンダは、現状の比ではない。 言論の自由を保障する自由主義国家において、プロパガンダへの対抗力を高めることは各国共通の難題であろうが、日本は特にその危険度が高いように感じる。 良かれ悪しかれに関わらず、いまの日本の平和が日米同盟による米国の核の傘のもとに成り立っていることは、自明である。 平時はそれに対し深く考えず、いざ有事の際に報道に流されてその信頼性を疑うことは、すぐに国の滅亡につながる。そしてそれが起きてしまう蓋然性は非常に高いと思わざるを得ない。 そこから導かれる帰結の恐ろしさに改めて気付かされ、目が覚めた。 一方で、さらに一歩踏み込んで考えてみると、今後の日本における「有事」とはなんであろう? 先般の大戦のような、総力戦による持久戦になる可能性は低い。そして、真の核戦争において米国の核の傘への信頼性を議論する余地、暇などない。 では現代の国家間競争はどのような形をとり、プロパガンダはどのような形でもたらされるのであろうか。 それは、過去の大戦のような目に見える戦闘が始まってから、というわけではなく、政権、政策、予算、そしてそれらを選ぶ国民の日常的な意識に対しジワジワと浸透する形でもたらされるのだろう。 そうした観点から日本の現状を見るに、目を覆いたくなるような部分がある一方で、何とか踏み止まっている、とも言える状況であるように感じる。 その上で、今後どうしていけば良いのか、については、また少し考えたい。

Posted by ブクログ

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